10/23/2011

大学間ゼミ

今週は,新潟大学のS伯先生と年1回やっているゼミを実施した。今回は遠路はるばるきていただくことに。実験のボリュームと研究の高度さに,感服。また,S伯先生みずからの耐久性の考え方に関するプレゼンも大変刺激になりました。やっぱり,まねしたくなる研究というのは,良い研究だよね。

比表面積関係は,奇しくも同じ形の研究になっていて,試験方法の差異がそのまま結果に出てた。合成C-S-HとAFm,材料・製造由来の変質が当方の目下の課題。
でも,既往文献との対応を見るとそれほど悪くはない感じ。正しい値,ということの検証は,もう少し必要かもしれません。

来年からは,化学だけでなくて構造も取り入れた研究にシフトを検討。やはり,構造までもっていってぐるっと一周させないととずっと考えて来たので。超高強度コンクリートの柱の実験がいろいろ課題を残してくれたので,それをちょっとづつ解きほぐそうと考え中。

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