7/31/2010

中性子とタンパク

相性が良くて,かなり宣伝されてはいるのですが。
http://www.jaea.go.jp/02/press2010/p10072801/

こういうの,セメントでもやらないとダメだとおもうんですよねえ。

7/29/2010

C-S-Hとヒステリシス

なんだか,すごい前のGimblettとかという人の論文で,一生懸命やっていることの説明がだいたい書かれていた。
C-S-Hの説明で,荒川先生の教科書にも同じようなことが書かれていて,単に勉強不足だったようだ。

佐伯先生のエーライトの水和で結合水量が水和率と線形関係になるのも,C-S-Hのヒステリシス挙動も,全部同一のモデルで説明できる。やれやれだ。
きっと,セメント化学の人は普通にわかっていたんだろうな・・・。

いやあ,ちょっとへこんだけど,まあ,モデル化ということでもう少し実験をやるかなあ。乾燥とC-S-Hの変化については,時間の関数も必要になるのでこのあたりを地道にとっていくかな。
とらなきゃいけないデータはあるにはある。

著作権

日本も迷走中ですが,アメリカもすごいことになっている。
http://www.crunchgear.com/2010/07/26/now-legal-in-the-u-s-jailbreaking-your-iphone-ripping-a-dvd-for-educational-purposes/

最近iPadを購入して,その利便性に魅入れられている私としては,購入したものについては,自分の権利を最大限利用したいと思うし,私的複製も昔のようにもっとおおらかになると便利なことが多いのではないか,とも思う。

一方で,創作活動に対するペイというか,経済活動としてどう位置づけるかということはやっぱり大事で,プログラムなり,アイデアなり,小説なりには,やはり対価があってしかるべき。我々も一部ではそこで食べているわけですし。

中間マージンで生きていた人たちの機能を認めないわけではないのだけれども,創作者とユーザーがダイレクトにやりとりややりやすくなっている現状で,どういうサポートとして,誰にたいしてどういう対価をもらいたいか,という話をもう少しオープンに議論したら良いと思う。

マーケット提供者がフィーをもらうのはある意味で,所場代ということで健全なわけですが,そういうことを明確化するような話も特にない。どっちかというと,法律でしばって,自分達の利権を法的に確保しましょう,みたいな話が多いような気が。
今までの仕事を利権化してマージンとろうというのは,ユーザーと創作者,双方に嫌われるのでやめた方がよいように思う。


JASRACの話も,機能は重要な部分も多い。本を書いたことのある人なら,図版の引用の交渉の面倒くさいことはよくわかるはずだ。それをどっかで一括でやってくれるというのは,ある意味便利なことだ。金で解決できるなら,是非すべき問題だ。
サービス,金額,市場の実際の乖離の点で,問題がヒステリックになっているような気もする。

7/27/2010

ファーストクラス

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100727-OYT1T00858.htm?from=area5

じゃあ,誰がファーストクラスのるんだよ,と。

海外出張の移動で疲れて,仕事にならないということが生じるくらいならファーストクラスにのるべきじゃないのか。
国民に選ばれた人で,それに見合う働きをしているという自負があるなら,のるべきじゃないか。


というか,要は,それだけの価値のある人なら,堂々と利用してその分だけ,成果を果たせばよいのではないかと思う。ほとんどの日本人は時間を買うということにお金を払わなさすぎると思う。

7/23/2010

14C 検討

理学部の先生方と14C,13C,18Oについて,実構造物の分析を進めている。コンクリート中の空気・水の交換作用がどのような形になっているか,というのがだいぶんわかってきた。
同位体分別を評価するということは,実は強力なツールになりそうである。

これを通じて,実構造物と促進炭酸化で大きくことなる現象が何か,ということも議論を重ねてきてだいぶんわかってきた。
特に,実構造物上の固有の現象というのが,非常にシンプルなモデルで説明できることに気づいたので,そのモデルについてディスカッションしたが,高校生にもわかるレベルでありつつ,かなり網羅的に現象を説明できそう。

実構造物に特徴的なこの現象が,複数建物で検証できつつあるので,9月末には,海外ジャーナル投稿を目指すということで,合意。
こういう協業で非常にはやいスピードで論文化できる,というのは刺激になる。
やっぱり,もっと特異分野で協業して,欧米なみの研究スピードを持つということは重要な気がする。

7/20/2010

連休

土曜日は,連休ではあったのだが,日程調整ができなかった共同研究プロジェクトの打ち合わせ。新しい外装材を開発するということで,模擬生産ラインのお披露目会と,今後の課題検討会があった。
生産ラインの方では,歩留まりの問題が出てきており,コストに反映されてしまうので,そのあたりが今後の課題。これ,結構重要な問題です。

開発研究をやっていくと,いろいろ個別要素で突き詰めたい事項が出てくるので,脱線しがち。
しかも,技術課題がいろいろ明らかになっていくので,当初の契約とゴールが異なってくることがある。そのため,プロジェクトマネジャーとしては,開発企業側の経営側とかマネジャー側がどこで線を引くかということの交渉ごとを必ずミーティングに入れておかないといけない。
得てして(私も時としてそうなんだけれども,),現場の人間は技術論に走りがちでコストや商品性を無視して動いてしまう。経営者側は,少なくとも,プレスリリースや実際のコスト,今後の市場化の見通しの上でしか,技術課題を見ていない。今やっていることが何に反映されているかという整理は,現場の人間にとっても必要。ゴールが見失われたプロジェクトほど徒労感の多いモノは無い。

時として技術課題が製品の信頼製に直結する場合もあるので,現場の意見を無視することも問題なんだけれどもね。

予算の中で,どこを落としていくかについては,常に気を遣う。こちらとしては,名古屋大学ブランドを利用させてもらっているので,それに傷をつけるわけにもいかないし。
何とか年度末のプレスリリースでは,皆様をちょっとおお,とおもわせたいな,と思ってる。難しいかな。



以前,商品開発の技術コンサルティングをした,道路用補修材は非常に好評なようで,今はNEXCO中日本でも採用されているらしい。(共同研究契約の形をとっていないのと,ライセンスの問題で技術資料やパンフレットには名古屋大学の名前は外してもらっている。)この時代にもかかわらず,売り上げが順調らしくて,小さな会社だったせいもあるかとは思うけれども,現場開発者の方が役員になっていて驚いた。私としては,少し誇らしい。
この成功は,会社自体がちゃんと人を送り出して,実験を自前でやろうとしたところにある。小さい会社が,数百ケースの練り混ぜを整理して,ノウハウを取得したということは,実に重要なことだ。私は反応に何が必要で,粒度はこういった性能に反映するという基本的なコンセプトを提案したのと,性能評価としてこういったことが重要であるという,ごく一般的な点をわかりやすく説明して,アドバイスしただけだ。でも,これを数十と繰り返せば,やはり,ノウハウとか独自の技術力が芽生えてくる。

教育と一緒と思うのだが,最近,こういうのをすっ飛ばして,研究やりたがる人・企業が多い。大学や銀行経由でいろいろ相談を受けるのだけれど,こういった事例を持ち出して説明しても,全く理解できない人も結構多くて,驚く。世の中,そんなにうまい話はないんだけれども。
成功の秘訣なんて,成功するまで考えて考えて考えて,ただ,ひたすら続けるだけなんですけどね・・・。




日曜日は,修了生の岸くんが大学に戻ってきてくれた。たった数ヶ月ではあるが,社会人になったあとも,私の教育の意図が強くつたわっているようで非常にうれしく思った。彼は,最近,建築学会の優秀修士論文賞にも選抜された。最近発表している,水和圧・収縮理論の研究や,熱伝導率,水分移動に関する今後の研究発表は,彼の精緻な実験に基づくところが大きい。彼は,最終的に2000強の試験体を管理していた。これは,なかなか超えられないのではないか。
最初は,打設から3ヶ月たってやり直しになることが数回あり,本当にふてくされている時期もあったのだが,粘り強くよく頑張り,こういった成果に結びつけた。

彼との出会いは,私にとっても,彼にとっても,非常に幸運なものだったと私は思う。

7/17/2010

iPad を購入

iPadを購入しました。

良いところ
・起動が速い。
・電池の持ちが良い。
・画像がきれい
・PDF画像がさくさく閲覧できる。
・実験データや文献を見ながら,話をしやすい。研究の打ち合わせの時に過去のデータを見ながらやれるので非常に便利。

悪いところ
・データの移動が面倒くさい。iTuneもなんだかとっつきにくい。
・アプリが片っ端から有料。
・やはりキーボードが無いのはしんどい時がある。まあ,わりきり。
・出張にもっていくかというと微妙。PCをもっていくならもっていかない。議事録とらなくてよくなるならもっていくかも。

7/16/2010

検査

諸事情あって,一部の人にはお伝えしましたが,今週は検査三昧でありました。
結論から言いますと,医者もなぜそういうことが起きたのかわからない,というほど健康そのものということで,自分としては驚きであるとともに,うれしくもありました。

まあ,こういうこともあったので,一家の主としても,研究室の主としても,体調管理をさらに徹底する必要があるということがあらためて浮き彫りになり,摂生を誓ったしだいです。

誓ったそばから,おなかがすくと,どうも欲望がまさってしまうのが,本質的な課題なんですけども。

7/14/2010

年次論文奨励賞

学生の受賞は,指導教員としては非常に励みになる。
昨年度,I君の論文は,相当にインパクトのある論文だと自負して投稿したのだが,残念ながら受賞に至らなかった。悔しさは,I君よりも私の方が大きかったかもしれない。

今年は,I君はポアソン比に関するデータと分析の結果を報告したのだが,ようやく雪辱を果たした。実は途中まで,電力中央研究所の河角博士のデータの存在を忘れていて,途中でI君が持ってきて,博士の時に読んだのを思い出した。さすがは,電力中央研究所のデータですばらしいものである。

それでも,水和とかと連結して,モデルに利用しやすい形でデータをとりまとめたので,それが評価されたのではないかと思う。


M淵先生のご質問はもっともなことである。あの発表するなら,マスコン解析に入れてみればよかった。すぐに結果は出るわけで,間違い無く違いがでるし,隅角部の問題も少なくなるわけで,良いことも多かったはずなんだが,なまけていてそれをやらなかった。
I君自身は,FEMをつくっていないので,うまく説明できていなかった。
クリープポアソン比の問題は,普通の増分型にもっていくのはしんどい。広大のS藤先生がBazantの式をもってきて,紙の上で解いて見せてくれたことがあるが,その書類は今も手元に残っているが,まだFEMには反映できていない。
今年後半から,解析については,集中的に取り組むので,そのときにやってみたい。

JCIなど

近況。
7月5日には,旭化成建材の方とリートベルトに関するディスカッション。ALCでは,トポケミカルな反応であることが多くあって,現象を把握するにはリートベルトは良いツールになりそうな感じ。
いやあ,過去のデータも紹介いただきましたが,興味深いです。セメント系でも知っている人も多いかもしれませんが,我々は少し勉強した方が良いな,と思いました。

7月6日 午前中に新しいセラミック建材系の打ち合わせ。意匠の先生の方で,設計上の問題点の抽出,新しい材料のメリットなどをチームを組んでやってもらったので,その報告の上でディスカッション。やはり,新しい建材の開発は,難しい点が多くありますね。今後の戦略の見直しが必要ということで結論。

午後から,JCIに出立。

7月7日 JCIでは発表,司会を行いました。今年は残念ながら委員会などが多くて聞きたいセッションにあまり出られなかった。加えて,会場は非常に使いにくかった。なぜ,ここが選定されたのは,いずれ聞いてみたいが,移動がしにくいうえに,エレベータがあきらかにオーバーフローしていて,近年ではあまりない不測の事態だったのでは,と。

・高温養生の実験では,ついにというかあらためてというか,ちゃんと出ましたね。今までのデータが乾燥条件があまくて,拘束効果の方が大きくなることがよくわかるデータでした。


・最終日の午後,非常に楽しそうなセッションだったのですが,裏のJCI委員会のために途中退出。しかし,論文をみていて,実験として,こういう風にはならないよな,という論文もちらほら・・・。セメント硬化体やモルタルでは,もっと厳密な前養生管理が必要だと思いました。どのように水和をとめたのか,測定まで何日かかっているのか,その間の履歴はそれぞれどうなっているのか,ということをキチンと書くことが重要。自分としても,今後の論文では配慮していきたい。


土日は,東大材料研OBの合宿。現状の研究を含めた状況を紹介しあい,研究についてディスカッションしたりする場。場所は,東大の山中寮でした。
趣旨が,曖昧になってきたので,来年以降は,もっと一つの研究にしぼるとか,ディスカッションすべき内容が明確になるようなプレゼンをしてもらう,ということには配慮が必要に思った。


12日は,某社さんとの共同研究の打ち合わせ。今年は,ちゃんとした実験なのでもう少し,予備実験も行って適切なデータが出るように進めていく必要があることを確認。

13日は午前中に,電力共同研究関係の打ち合わせ。非常に長期の実験についての打ち合わせで,個人的にはコンクリートよりも,自分の健康の方が問題になったりするんじゃないかと。冗談ですが。

7/06/2010

期日前投票

今日から、大宮入り(というか実際は赤羽だけど)。明日からJCIだが、いの一番に発表なんで、そういうことになった。
土日には、東大材料研OB連の合宿があり、投票できないので今日、期日前投票もすませた。ここで何かかくと、ちょっとよくないんだろうな。

さて、M1の学生君が今月黄表紙に投稿する。努力してそれが実った場合の学生だと、ペースがかなり早くなっていて、これは、多分に先輩学生の蓄積によるものも多いわけだが、よい傾向。少なくとも自分が学生の時に、こういう雰囲気ではまったくなかった。

もちろん、研究というのは失敗もつきものなので、努力してもすぐに結果に反映しないものも多い。かならずしもうまくいった(論文を投稿できた)学生が優れているとかそういうものではない、ということはここで言っておきたい。
やはり、卒論・修論の期間頑張った成果というのは修論の重厚さで評価すべきものだ。新しいことをやる、ということは、形にならないことも多いが、修論としては残る重みというものが出てくる。そして、場合によって、それは下の世代にとって偉大な成果として残る。

そういうのが、実は大事なんだ、ということは学生諸君には知っておいてもらいたい。わからないかもしれないけど・・・。

リーダーとして、指導者として、もっと、平均値があがるように努力していきたいところ。

7/05/2010

C-S-H 比表面積

水分吸着挙動のデータ取りで,かれこれ500以上はとってきたので,過去のデータを全部見直すことにしてみた。学生さんに手伝ってもらって。というか学生さんが整理した。五十嵐君,どうもありがとう!

まず,1番最初に気づいたのが,収束時間の件で,どうも105℃24時間の乾燥は強烈すぎて,若干の水和反応を伴う。40%RH以下のヒステリシスが大きすぎる。
既発表の論文のデータに整合性が出ないわけではないが,この点は改善の余地がある。

しかも,水和が止まっているとおもって,105℃で24時間乾燥した試験体を数ヶ月後に追試をすると,BET比表面積はかならず小さくなっている。これはどういうことかというと,乾燥後の試験体を水和停止したつもりになって封緘しておくと,乾燥期間が長くなる効果が働いて,C-S-HのSi鎖長が伸びて,比表面積が小さくなるということになるわけだ。
これは私にとって驚きだった。実験上,大いに留意する必要がある。

半年くらいでBET比表面積は,かれこれ30m2/gくらい変化する。強烈な乾燥条件だと,厳密に試験プロセスを管理しないと,実験データのばらつき要因になるので注意が必要だ。

一方で,RH11%乾燥は非常に安定していて,長期保存についても再現性が高い。RH11%乾燥した試料を30分ほど脱気すると,平衡時間が少ないだけでなく,安定したデータがとれる。最近の若材齢データは全部この方式に実は変更している。

ちなみに,105℃乾燥との換算係数もわかっているので,まあ,あるていどのばらつきはあるが,再現することはできる。水和圧も出すことは可能だ。

いろんな人のデータを見ているが,やはり数をこなさないとわからないことが多くある。そして,思いついたら確認が必要だ。今回,気になって追試したデータは,非常に有用な知見も与えてくれた。

最近,個人的にいろいろなトラブルがあって,心身穏やかにならず,土日は家で過ごしました。
貧乏性のせいか,いろいろやってしまうのですが,基本的には息子と過ごす時間をとりました。昨日は,天気予報がくもりだったのですが,午後から晴れ間がみえて,夏の日差しになったので,車で海に家族で行きました。

息子は昨年にサイパンにいったのですが,全然覚えていないらしく,最近覚えた言葉で,「海」を連発していました。
潮干狩りもできるところに我々は着いたらしく,遠浅で,貝や蟹がたくさんいて,息子的には刺激的な一日になったようで良かった。蟹の地面に潜るさまは,非常に面白くて何度も実験してしまった。
やっぱり,いろんな体験をさせてあげるのは親の役目だと再認識。


メキシコにいって思ったのですが,すごいもののはずなのになぜか,感動が少ない自分にがっかりします。たぶん,小学生くらいでみれば,洞窟なんか感激してどきどきすると思うのですが,今ではそんなではない。
感動をあじあわせてあげられるのは,親なんじゃないかと思ったわけです。
また,大学の時の海外旅行なんていうのは,最後のチャンスくらいなんじゃないか,とも。学生さんには是非,海外旅行をたくさんして,できれば,現地の人と話をしてもらって,頭を柔らかくしてもらいたい。

7/04/2010

デジモノ

大学でDocomoの携帯を契約した。出張先でのメールアクセスや対応用件が以上に増えて,個人用の携帯を使うのがばからしくなったからだ。
海外出張も増えてきたので,ローミングも対応するようにした。
さすがにAndroid携帯はやりすぎとおもって,普通の携帯にしたけど,十分高機能すぎてびっくりだ。
N04Bは,瞬撮携帯としてCMされているけども,3GインターネットのWiFi端末として機能する。つまり,この携帯をもっていると,PCやiPadなどを利用しているときにWiFiアクセスができるようになる。B-mobileの豪華版みたいなもので,出張先にいくと非常に便利。
ただし,月額max11000円らしい。
当座,携帯からメールチェックをするだけなので,パケホーダイダブルのみの契約にしておくが,今後の利用次第では,契約を変更するかもhしれない。

Windows7にして,普段利用していた計算機プログラムがVisualStudio6.0で作成したもので利用できなくなった。再コンパイルもうまくいかないしで,似たようなものがあるはず,とおもって探したらChromeOptionsの中に
Chromey Calculator

というものがあった。秀逸である。いや,賢すぎる。
学生でなくなったので,Mathematicaをインストールできなくなったんだけど,そろそろ,アカデミック版を購入しようかなあ。
でも,私の場合,本当に計算機としてしか利用しないので,ちょっと高額かな。もっと,使い方を勉強すれば無限に利便性はひろがるんだけろうけども。

7/01/2010

ACTとか

生まれて初めて,筆頭の英語論文がACTから出ました。感激です。
収縮メカニズムに関する黄表紙で書いた2本の論文ののち,いろいろ反芻して,もう少しエレガントにしたものになっています。
整理の仕方がクリアになったのと,黄表紙には書けなかった,背景もイントロに記載しました。また,かなり多めに参考文献を載せたので,収縮メカニズムというマニアックなことをやる人にとっては,なかなか良いものになったのでは,と自負しております。

一方で,まだまだ,網羅とまではいかなくて,先日のように数本の記載もらしが現在までに発覚しています。2005年のLangmuirにあるNonat先生のAFM論文は秀逸です。これは,本当にすごい。

ところで,先日,S.T.さんのところに伺ったところ,Ipadが転がっており,その使用感をみて感激し,すぐに発注をかけてしまいました。学会にPDFをコピーしたIPADをもっていたら,結構,イカシテイル気がします。