1/14/2011

JCIなど

近況

1.CCRへの投稿が初めて受理された。内容は,スラグを入れたセメント硬化体の線膨張係数の増大と自己収縮の関係によるもの。海外にはださん,と数年前まで思っていましたが,やっぱりそれは間違いだと反省し,積極的に英文化することを決意してからのやっとの1本。自分で取り仕切った研究の第一弾ということで,これからも,積極的に投稿にチャレンジしたいとことろ。

2.
結局,当研究室からは4本の,勅使川原・丸山研としては9本の論文が投稿された。ほぼ全員が投稿したことになる。
そのうちの1本は,留学中の学生が出したもので,彼の研究テーマの中では少し異色な感じがするかも。他の3本は,相変わらず体積変化とか収縮問題である:
1)ヤング率の乾燥の影響
2)収縮低減剤の効果
3)骨材の収縮メカニズム
のもので,いずれもマニアック具合としては,そこそこのクオリティではないかと,変な形で自負している。今回も,学生達は間際になりつつも,非常に粘り強く,クオリティアップの努力をした。非常に良い経験になったのではないか,と思う。

一方で,今回,私は自分の論文を投稿できなかった。スケジューリングのミス。やはり,研究者である以上,自分が発表しなくては,と思っていたのだが・・・。大きな反省点であり,来年は必ずだそうと思う。
企画していた内容は,セメント・コンクリート論文集にも耐えると思うし,場合によっては黄表紙でも問題なさそうなので,どこかには投稿する。


まあ,査読で問題があることもあるわけなので,もし,通れば,皆様にも見ていただけるのではないかと思う次第。

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