月一ベースになってきました。書きたいことは結構あるんですが,どうも,素直にいろいろ記載するのに抵抗が出てきました。そんなブログに意味があるのか,という意見もありそうです。
さて,この間も波瀾万丈でした。ブログ上で大きかったのは,エルゼビアの契約問題についてスラッシュドットにリンクされたのでびっくりするくらいアクセスがあってなんじゃこりゃ,と思いました。なるほど大手サイトと関連するとこういうインパクトがあるのかと,奥の間であるはずの本ブログが表玄関にでちゃった感じで困惑しました。
大分沈静化してきたので,粛々とささやく日常にもどりたいかと。
8/29/2013
8/05/2013
7/29~8/3
この期間は,海外出張でした。前半はオークリッジ国立研究所に,後半はボストンでの国際会議に出席してきました。
米国および関連諸国で実施されている放射線がコンクリートに及ぼす影響に関する研究動向について伺ってきましたが,あちらでは廃炉をベースに実験を実施する方向で検討がすすんでいます。チェコ工科大は,施設的にも研究上の経験的にもトップランナーですが,そこでの実験を中心的に進めている様子がわかりました。
コンクリートは,地産地消,さまざまな材料が利用されるので,平均化したデータというのはあまり意味がありません。結局は,遠回りのようであっても科学的立場での知見の集約が必要と考えています。日本側は,この方針にのっとり研究をすすめており,相互の知見交換は極めて相互補完的であり,安全評価の確立の上でも大きな実を作り出します。
今後は,US-JAPANでの知見交換会を拡大し,本研究分野を実施している各国の研究者が行う実質的な会合を半年に一回実施するという方向で,検討を進めることになりました。日本のプレゼンスはさまざまな部分で落ちつつありますが,コンクリート分野では引き続き,プレゼンスを示していけたらと思います。
米国および関連諸国で実施されている放射線がコンクリートに及ぼす影響に関する研究動向について伺ってきましたが,あちらでは廃炉をベースに実験を実施する方向で検討がすすんでいます。チェコ工科大は,施設的にも研究上の経験的にもトップランナーですが,そこでの実験を中心的に進めている様子がわかりました。
コンクリートは,地産地消,さまざまな材料が利用されるので,平均化したデータというのはあまり意味がありません。結局は,遠回りのようであっても科学的立場での知見の集約が必要と考えています。日本側は,この方針にのっとり研究をすすめており,相互の知見交換は極めて相互補完的であり,安全評価の確立の上でも大きな実を作り出します。
今後は,US-JAPANでの知見交換会を拡大し,本研究分野を実施している各国の研究者が行う実質的な会合を半年に一回実施するという方向で,検討を進めることになりました。日本のプレゼンスはさまざまな部分で落ちつつありますが,コンクリート分野では引き続き,プレゼンスを示していけたらと思います。
7/21~7/28
7月22日
AIJの第二次提言と大会総合研究協議会に関する会合に,代理で出席しました。放射性物質の汚染と建築に関する問題に関して,報告書をとりまとめましたが,それと併せて材料施工委員会としての提言をとりまとめました。
このあたり,どういう方向性かという問題もあるのですが,科学技術的に問題を解決するというスタンスで望みたいと思っています。
その後,翌週に計画された海外出張のための打ち合わせを行いました。前期としては異例の忙しさで打ち合わせが入っているなあと実感しました。
23日
午前は,東京都市大におじゃましました。最寄り駅からあんなに離れているとは思わなかったよ・・・。友人宅があったので,学生のころは駅には時々行っていたんですが。
実験室などを見させてもらいました。
その後,大学に戻り,ゼミと授業,その後また,東京に出ました。
多田博士と吸着やら長さ変化に関する意見交換をさせてもらいました。
24日
午前は,国プロの委員として意見を申し上げてきました。今まで,SAはマネジメント対応ということと理解していましたが,今後は,設計としても組み込むような形で進むということが理解できました。コンクリート工学上は,いくつか明解にすべき課題があることがわかりました。
大学に戻った後,夕刻にゼネコン技研の後輩が訪ねて来てくれました。民間の大型研究について意見を述べました。大金をかけるのであれば,既往文献の精査,トップリサーチャーに対するヒアリング,実験パラメータの吟味などに1,2年はかけてもらいたいと思います。現状,コンクリート工学で新しいデータを確実にとるためには,それくらいのスタディが必要です。一度波にのれば,そんなに苦労することは無いですが,なにもないところから始めると,それなりの先行投資が必要です。
25日
午前中にも名大で同様の打ち合わせがありました。自分の研究テーマも含めると,おおよそ20弱の実験を見ていることになります。おかげさまで,知識はここ数年で飛躍的に伸びましたし,自分の直感力についてはかなり自信が持てるようになりました。足下すくわれないように謙虚じゃ無いと,コンクリートは正体を見せてくれない,ということも。
教室会議,50周年関連会議のあと,土木の中村先生のところと飲み会を実施しました。2年ほどまえまではかなり頻繁に実施していたのですが,最近ご無沙汰でした。加えて,国枝先生,上田先生が出て行ってしまい,人も変わってきたので,再度やりましょう,ということで。
本音がでる飲み会というのは楽しいです。
26日
午前,午後と学内の重要な会議でした。私自身はあまり活性化しませんでしたが・・・。
夕刻は,学生実験の打ち上げで3年生も含めて皆で飲みました。今年は(も?),マジシャンがいたり,うちの助教がはしゃぎすぎたりで,そこそこ盛り上がりました。
AIJの第二次提言と大会総合研究協議会に関する会合に,代理で出席しました。放射性物質の汚染と建築に関する問題に関して,報告書をとりまとめましたが,それと併せて材料施工委員会としての提言をとりまとめました。
このあたり,どういう方向性かという問題もあるのですが,科学技術的に問題を解決するというスタンスで望みたいと思っています。
その後,翌週に計画された海外出張のための打ち合わせを行いました。前期としては異例の忙しさで打ち合わせが入っているなあと実感しました。
23日
午前は,東京都市大におじゃましました。最寄り駅からあんなに離れているとは思わなかったよ・・・。友人宅があったので,学生のころは駅には時々行っていたんですが。
実験室などを見させてもらいました。
その後,大学に戻り,ゼミと授業,その後また,東京に出ました。
多田博士と吸着やら長さ変化に関する意見交換をさせてもらいました。
24日
午前は,国プロの委員として意見を申し上げてきました。今まで,SAはマネジメント対応ということと理解していましたが,今後は,設計としても組み込むような形で進むということが理解できました。コンクリート工学上は,いくつか明解にすべき課題があることがわかりました。
大学に戻った後,夕刻にゼネコン技研の後輩が訪ねて来てくれました。民間の大型研究について意見を述べました。大金をかけるのであれば,既往文献の精査,トップリサーチャーに対するヒアリング,実験パラメータの吟味などに1,2年はかけてもらいたいと思います。現状,コンクリート工学で新しいデータを確実にとるためには,それくらいのスタディが必要です。一度波にのれば,そんなに苦労することは無いですが,なにもないところから始めると,それなりの先行投資が必要です。
25日
午前中にも名大で同様の打ち合わせがありました。自分の研究テーマも含めると,おおよそ20弱の実験を見ていることになります。おかげさまで,知識はここ数年で飛躍的に伸びましたし,自分の直感力についてはかなり自信が持てるようになりました。足下すくわれないように謙虚じゃ無いと,コンクリートは正体を見せてくれない,ということも。
教室会議,50周年関連会議のあと,土木の中村先生のところと飲み会を実施しました。2年ほどまえまではかなり頻繁に実施していたのですが,最近ご無沙汰でした。加えて,国枝先生,上田先生が出て行ってしまい,人も変わってきたので,再度やりましょう,ということで。
本音がでる飲み会というのは楽しいです。
26日
午前,午後と学内の重要な会議でした。私自身はあまり活性化しませんでしたが・・・。
夕刻は,学生実験の打ち上げで3年生も含めて皆で飲みました。今年は(も?),マジシャンがいたり,うちの助教がはしゃぎすぎたりで,そこそこ盛り上がりました。
7/21/2013
6/15~7/20 メモ
気づいたら,もう,ひと月でした。本来ですと,前期は授業が比較的少ないので,いろいろ後半に備えて戦略を考えたりするわけですが,もう,トップスピードで打ち合わせも9月末くらいまで,ほぼ,フルに近い状態で入ってしまっております。今年は,ASME+ORNL,イタリア重要構造物調査,チェジュ島の母校OBとの交流会,IFE-Norwayの出張がすでに決まっていて,その他に,あと,1,2件,海外にいかないといけないかもしれません。
一方,学内のいくつかの表に出てこないプロジェクトに組み込まれたので,それもスケジュールがパンパンです。
さて,メモ程度に。6月17日から。
一方,学内のいくつかの表に出てこないプロジェクトに組み込まれたので,それもスケジュールがパンパンです。
さて,メモ程度に。6月17日から。
6/15/2013
グローバル人材
FBの方に書いたのですが、見回してみると違和感を感じている人は思ったより多く、これなら、いずれは大丈夫かな、とも思いますが私の所属している大学は、少し横道にいってしまうかもしれないなあと。
まず、グローバル人材というものの定義をしっかりしましょう。名前はなんとなく、ほんわかついていますが、何が目的なんでしょうか。あるいは何が出来る人がグローバル人材なんでしょうか。
英語ができる人なら、バイリンガルで十分ですよね。
国際的に活躍するにしても、日本企業でない企業で活躍できる人でしょうか。日本のために、日本企業を海外で活躍させることができる人でしょうか、それとも海外で新しく起業できる人でしょうか。
最近の文部科学省の方向性は、安倍首相のとりまきが経団連でることもあるからかもしれませんが、大学においてもなんだか、職業訓練所になってくださいというような要望が多くて愕然とします。
まず、グローバル人材というものの定義をしっかりしましょう。名前はなんとなく、ほんわかついていますが、何が目的なんでしょうか。あるいは何が出来る人がグローバル人材なんでしょうか。
英語ができる人なら、バイリンガルで十分ですよね。
国際的に活躍するにしても、日本企業でない企業で活躍できる人でしょうか。日本のために、日本企業を海外で活躍させることができる人でしょうか、それとも海外で新しく起業できる人でしょうか。
最近の文部科学省の方向性は、安倍首相のとりまきが経団連でることもあるからかもしれませんが、大学においてもなんだか、職業訓練所になってくださいというような要望が多くて愕然とします。
6/01/2013
5月27日~6月1日
今週は、飲み会がやや多かったです。
月曜日は国際会議で司会をしたあ と、研究打ち合わせを別所で行い、その後に大学のときの同窓生と最近の情報交換をしました。
木曜日には、東大のI先生の研究室と研究交流会をしました。久 しぶりに1日時間をつかって研究にだけ頭をつかったので、非常に 爽快感がありました。現状の考え方など問題意識などが共有できましたが、存外、同じような問題意識の点が多く、ディスカッションが非常に有意義でした。
金曜日は、地元の企業と共同研究の打ち合わせをしました。非常に 面白い傾向がでてきたので、次のステップとしてのメカニズム解明 のための基礎研究の方向性が定まりました。
黄表紙の7月号掲載の論文は、ケイ酸カルシウム板の劣化について です。非構造部材の耐震性が問題となっていますが、想定していな い利用環境で大きく留めつけ強度が劣化する場合があるので、その 問題点を指摘したものです。トヨタスタジアムのプールの天井板落 下事故の採取品を細かく分析した結果と留めつけ強度を論じたもの なので、案外、面白い(ただし専門家としては当たり前の)結果が 出ています。谷川先生と初の共著論文です。
事故関係では、今後、アンカーとか定着の問題をなんらかやってい きたいと考えています。個人的に、某トンネルの報告書には、質問したい点がいくつかあります。今後、関連業界の出す指針類に注目です。
今週は、さらにCCRにリベンジ論文を投稿しました。セメントの C-S-Hの変質とペーストの物性変化を論じたもので、包括的デ ータとしての価値は高いと自己評価していますが、C-S-H変質 部分には、若干、噛み付かれる余地があるかと思います。査読者と ディスカッションできる余地があるとよいのだけれども。
次は、ACIに骨材とひび割れの論文をとりまとめたいと考えてい ます。SI単位系とヤード・ポンド単位系の両論併記なのがやや、 面倒くさいですねぇ。
月曜日は国際会議で司会をしたあ
木曜日には、東大のI先生の研究室と研究交流会をしました。久
金曜日は、地元の企業と共同研究の打ち合わせをしました。非常に
黄表紙の7月号掲載の論文は、ケイ酸カルシウム板の劣化について
事故関係では、今後、アンカーとか定着の問題をなんらかやってい
今週は、さらにCCRにリベンジ論文を投稿しました。セメントの
次は、ACIに骨材とひび割れの論文をとりまとめたいと考えてい
5/29/2013
気づいたこと
全然,こちらに書くことができず,日々が過ぎております。その間,年とったんかなあ,と思って気づいたことなど。
・新幹線での内職が辛くなりました。新幹線が揺れているんだと思った んだけれど、子供とボール遊びをしていて気づきましたが、自分の 目のブレ補正機能が低下していました。あきらかに目の周囲の筋力 低下なので、なにか検討しようと思います。子供とサッカーするの も大事かも?
・ビールは、モルツ、一番搾り、ヱビスなどが好きだったんですが 、最近、これらのビールを甘く感じるようになってきました。ドライと か、黒生ってなにがいいんだろうと学生の頃おもっていたんですが 、結局、そういう味覚になるんだ、とびっくりです。ビールが ある日突然美味しくなった日と同じくらいびっくりしました。
・単調な日常を繰り返すと夢を見なくなる、という脳学者の本を読 んでから、自分の夢について、メモを取るようにしてきたんだけど 、最近のトレンドを捉えると、子供と遊んだ日と、知らない人とコ ミュニケーションをとった夜に、夢を見ることが明らかになりまし た。自分にとっての苦手な刺激がいかに大事か、ということがわか りました。(子供と遊ぶのは苦手ではないんですが、びっくりする くらい、つかれて仕事が夜に出来ないことが多い。)研究について は、あと2,3年は忙しいと思うのですが、そろそろ違った研究・ フィールドを探そうと思います。
気づいたら、今年は研究職につい て11年目でした。
・新幹線での内職が辛くなりました。新幹線が揺れているんだと思った
・ビールは、モルツ、一番搾り、ヱビスなどが好きだったんですが
・単調な日常を繰り返すと夢を見なくなる、という脳学者の本を読
気づいたら、今年は研究職につい
3/31/2013
戯言
まあ,こんなところに書くことでもないのかもしれないんですが,最近,組織と人とか人と人っていうもので悩ましいことがいくつかあって,ああもう,これが大人なんですか,ああそうですか,というような事になっておりまして。戯言をオープンにするというのは,大人のマナーかどうかよくわかりませんが,こういうのもたまにはありかな,とおもって徒然書いてみたいとおもふ。
3/13/2013
近況
またもやあっというまに1ヶ月。
2月15日は、関連プロジェクトの総括検討会で東京出張でした。理解できたのは、想定することと(工学的)設計事象とは区別するという点だ。
設計は、たしかに外力を仮定する以上、外力以上のものを定量的に評価しようというのは、かなり難しい行為だ。特に建築物のようなものは。
2月15日は、関連プロジェクトの総括検討会で東京出張でした。理解できたのは、想定することと(工学的)設計事象とは区別するという点だ。
設計は、たしかに外力を仮定する以上、外力以上のものを定量的に評価しようというのは、かなり難しい行為だ。特に建築物のようなものは。
2/10/2013
休暇と教育
2月末までにはなかなかいろいろ立て込んではおりますが,そうはいっても家庭は家庭でほっておくわけにもいかなく,また,子供の成長は確実に親が手をかけただけ成長することは間違いがないので,昨日は切り替えて休日を過ごしました。
2/05/2013
圧縮強度
なにかと問題になる圧縮強度ですが,我々もついにコンクリート物性全般に研究が拡大してきました。セメントペーストはかなりの部分わかってきたこともあり,コンクリート工学にもっていくには骨材との相互作用,そのあとのコンクリート物性評価が,やっぱりもとめられているところであります。
2/03/2013
研究近況
昨年度は、久しぶりに、研究面ではかがむ年でした。かなり重要な知見がぼろぼろとでてきたわけですが、その再現性確認試験を実施したり、別角度からの新しい分析にチャレンジするなどして、かなり研究技術的には飛躍の年でした。年末にラファージュの中央研究所で意見交換をしたほか、国内でも理学系の先生などと意見交換をするなどして、今回の研究がかなり良い線にいっている、ということを確認しました。
どこに論文投稿するかも悩みのたねで、結局、海外で直接勝負することにしました。コンクリート以外の人の意見も聞いてみたいような気もしたので。
ダイジェスト版については、セメント技術大会で5編、投稿しました。是非、いろいろ議論させていただければと思います。
乾燥、加熱、物性、メカニズム、アトミックスケール、ナノスケール、あたりがキーワードになります。
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