8/29/2013

8/4~8/29

月一ベースになってきました。書きたいことは結構あるんですが,どうも,素直にいろいろ記載するのに抵抗が出てきました。そんなブログに意味があるのか,という意見もありそうです。

さて,この間も波瀾万丈でした。ブログ上で大きかったのは,エルゼビアの契約問題についてスラッシュドットにリンクされたのでびっくりするくらいアクセスがあってなんじゃこりゃ,と思いました。なるほど大手サイトと関連するとこういうインパクトがあるのかと,奥の間であるはずの本ブログが表玄関にでちゃった感じで困惑しました。

大分沈静化してきたので,粛々とささやく日常にもどりたいかと。



8月は,入試関連業務,スーパーサイエンスハイスクール,ゼミ旅行,SCMT3,院試,韓国東大材料件OBとの懇親会,AIJ大会などがキーワードです。

入試関連業務ですが,あいかわらずプレッシャーの大きい業務です。入試全般にいえることですが,問題発生がしょうずると叩かれるわりには,それまでの隠蔽性がもとめられることから広範囲にチェックを利かすことができないという点で矛盾があります。センター試験なんてさぞ大変だろうとおもうわけです。すでに投入労力に対する見返りが大きなバランスを欠いているので根本的な制度改革が必要かと。制限されたなかでそれなりに研鑽を研ぐという日本文化はすばらしいと思いますが,もはやデスマーチに近く,しんどいです。声を出す人間は,村八分にあうかもしれませんが,合理的に前に進むこと,いらないものを捨てることをやっていかないと,人口減少で厳しい中,社会をまわすことはできません。
切り捨てることを積極的にやるべきかと。

ここ数年参加しているスーパーサイエンスハイスクールに関する大学講義ですが,今年はスケジュール的にタイトで半日のレクチャーでした。セメント系材料の原理,鉄筋コンクリートの原理,構造原理から,ミニチュアRCはりの載荷やモルタルの圧縮試験を通じて物理と工学についてレクチャーしました。毎年思いますが,高校生はみな優秀です。1年生も優秀だし。問題は大学であり,社会であり,彼らの良さを伸ばせない現状がなかなかに歯がゆいです。戦後の均質化社会から,東北大地震の後の個から社会への時代に変化した今,大学で教えることの意義,教育システム,人間像,その後の企業における人材活用ともども変化が必要です。個の能力をそれぞれいかす,寛容さ,社会の成熟度,文化の醸成も必要かと。均質化して,皆で文化的鎖国をすることも,ある点では重要ですが,生きるという観点では多様性を確保する社会へと移行する必要があります。

ゼミ旅行,今年は大人な感じのゼミ旅行です。ボスの采配がふるっていました。おそらく,学生や助教の先生が研究室ブログの方で詳細に写真や文章を記載してくれるでしょう。今回のクオリティをキープするには,それなりの企画力が必要です。来年の学生さんには是非頑張ってもらいたいと思います。我々の研究室は,遊ぶことにも頭を使い,努力を惜しまないことを教えます。

SCMT3 院試の関係で私は1日参加で,バンケットも参加できませんでした。全般的に日本人が多かったですね。今回,Shah先生はこられませんでした。お会いできるかと思っていたのですが。Ye Guangは会場に来ていたようですが,逢えませんでした。デルフトの学生は私のプレゼンを聞いてくれたようで,少しディスカッションをしました。大分デルフト系の研究とは異なっているんですが,興味を持ってもらえたのは良かった。司会の先生は少しマトが外れてましたが,専門外であればしょうがないですね。太平洋コンサルの劣化の研究は面白いと思いました。面白い論文はあまり多くなかったです。

院試・入試業務,今年は大学院入試で入試委員でした。今年も,ですが。上に書いたとおりで本当にしんどかった。実のところ書いている今も引きずっている点がありまして,全然,楽しくありません。FOOK と怒鳴りたい気分です。自分の責任もあるところが,またやるせなく。

先週末に韓国の済州島にいってきました。ときどきお誘いいただいていたのですが,今回は運良く日程が空いていましたので,伺ってきました。韓国では,近年アメリカ閥の勢いが強いわけですが,それでも東大のOBが20名以上,同一業界で働いているということで,大きな勢いを持っているそうで大変嬉しく思いました。私は,最近やっている原子力関係の研究について,日本でもほとんど発表していなかったので,恩師の野口先生もいらっしゃるということで講演してきました。
もう少しディスカッションの時間があるとよいなあ,と思いました。夜の飲み会は,相変わらずの激しさでした。爆弾酒のためにビールのアルコール度数が低いというのは,もはや,なんじゃそれ,です。

富士の旭化成基盤研究所さんで,SAXSに関する打ち合わせをさせていただきました。もう,2年くらいデータをとっていただいているのですが,既往の研究と反する非常に重要な知見が蓄積されてきました。やっぱり,新しい技術を理解するには,それなりの時間と実験と経験が必要です。早々に論文化と思っていましたが,年内は実験ということになりそうです。

その他,AIJのマスコン,JCIの維持管理特別委員会,JCIのランドマークの委員会に出席しました。ランドマークは,前川先生へのインタビューでした。なかなか思うところがあって,大変良い機会を与えられたと思います。いやあ,話が上手でした。本当に。

明日からはAIJ大会です。






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