3/13/2013

近況

またもやあっというまに1ヶ月。

2月15日は、関連プロジェクトの総括検討会で東京出張でした。理解できたのは、想定することと(工学的)設計事象とは区別するという点だ。
設計は、たしかに外力を仮定する以上、外力以上のものを定量的に評価しようというのは、かなり難しい行為だ。特に建築物のようなものは。





ある目的のために、ハードウェアの設計の上にソフトウェアの設計も考慮して、目的を確保するということは合理的だ。設計指標が確定値であろうが、確率だろうが、いずれにせよ、こういった多重にものを考える、ハードの設計条件を明確にするということは大事だ。
最近、地震が大きくなる、大きくなるといっている人もいるが、生きている以上、なにかしらの判断が必要で、安全も完全、もないわけで、各種判断を我々は受け入れなくてはいけない。

2月18-19日 三重大学で東海支部研でした。私は18日に学内委員会があったので19日しか参加できませんでした。三重大に伺ったのは2回目だけど、今回は時間がかかった。車の方が便利かな。来年から東海支部は電子化の方向で考えているけど、みんな、経済原理を超えて思い込みですすんでいないでしょうか。東海支部に投稿しないという判断もありうるわけで。


20日 学内委員会のあと、東京へ。今年度最後の勉強会。15日のところに書いた件は、この勉強会で学むところが大だった。むりやり引き込んでしまった、Y大のK先生には、リーダーになってもらって、本当に良かった。とてもすばらしい進行具合だった。

21日 教室会議のあと、構造系FD懇親会。非常勤の先生方にも来ていただいて、ざっくばらんなお話ができる年に一度の会。今年は、JABEEってなんの意味があるのか、名大の良さがなくなっているんじゃないか、というお話をいただいた。名大も2回、JABEEを受診しましたが、名大のための、あるいは学生のためのプログラムを、これからの建築業界のために再編する時期が来ているように思う。

22日 外の方がきて、打ち合わせが2件。共同研究関係ですが、少しの打ち合わせですが、得られるものが大きかった。NMRで理解できることはかなり広い。

28日ー3月1日 プロジェクトの成果報告会でした。今年度は(私がおもうに)かなりの成果が出たと思う。コンクリート強度について多くのことがわかりました。これらは、来年度前半中にACI等に投稿しようと思っています。あまりに嬉しくて、朝5時まで飲んでしまった。

2日-3日 ゼミ旅行。飲んでそのまま、ゼミ旅行に行った。今年度は、下呂温泉。その前に高山をぶらりと歩いて、きき酒したり、建物を見学したり。夕方は旅館にいって、温泉に入って宴会。温泉は、3泊以上したら、前日世界に戻れなくくらい、気持ちよかった。翌日は、ちゃんとみんなでゼミをやりました。私も皆に発表したい内容があったので、1時間くらいつかって、講演をした。
次は夏くらいにやれるとよいかな。

4日は終日、東京で委員会。午前中の委員会は勉強になった。

5日はJCIの査読委員会。人の査読は勉強になる、ということを痛感した。それと、土木、建築でまだ、いろいろと相互理解ができていない部分が話題になった。もう少し、みなさん幅広く論文を読みましょう、ということかな。

8日はASCOT主催の講演会で講演をしました。学会賞ホルダーによる講演会といことでいろんな話題がでた。私は学会賞以後の未公開データも含めて、収縮メカニズムとひび割れ問題について、材料学的観点からのとりまとめを比較的サイエンティフィックに紹介した。あんまり、マニアックすぎるかな、と思ったけれども存外好評だったので(といっても、わざわざ文句を言う人はいないどろうけど)、気を良くした。

11日は、国環研でのミーティングに出席。境界条件が難しいので、まずはそこの整理からスタートだと思う。なんでもかんでも、というのは難しい。

そんなかんじ。3月は論文を書く月間と決めていたんですが、今年はそれもままならないかも。時間はつくるものと言われるとそのとおりですが。


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