9/16/2012

日本建築学会大会(東海):開催大学の立場

今回の建築学会は,名古屋大学で開催されました。私は総務部会で広報幹事として,建築雑誌の会告,ホームページ,ポスター,シンボルマークとロゴ,その他配布物等,を中心にそのたの雑務でお手伝いをさせていただきました。
大会は,名大教授陣の献身的なリーダーシップによって,大過なく終えることができました。

10年前までは,これらの事業を,学会運営会社の支援なしで実施していたというのは驚異的なことです。3日で,のべ1万人の人間が参加するような大会を素人だけが,ボランティアでやっていたというのは,私からは想像もできません。




国立大学で実施すると,多くの場合教室が狭いという苦情がくるようです。これは,専攻やコースの人数が,私学のそれと違うのでやむを得ないかと。
通常,1教室50名規模ですので,100名以上の教室となると大教室です。これらの教室は大学にはありませんので,国立大学で実施する場合には,寛容なこころを持ち合わせいただけると幸いです。

その他,手話関係,大会本部の連絡システム,その他でトラブルがありました。なるべく引き継ぎたいけれども,システムとして無理だな,というものも多くありますんで,限界もあるなかでの大会運営であること,参加者である会員も,大会運営者の一人であるという観点を忘れないでいただきたいな,とおもいます。

私も今までは,お客様気分であったわけですが,実際にその立場になることで得心するわけでして,今後はそういった視点を忘れずに大会に参加していきたいと思います。

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