8/15/2008

80歳のマシンガントーク

11日の話。

現在,環境学研究科の広報誌の編集をやっているが,毎号やっている巻頭インタビューで今回は,理学部名誉教授の樋口先生にお願いした。
いろいろ,伝えたいところがあるんだが,何がすごいっていうと80歳を超えて,マシンガントーク。
馬鹿話じゃなくて,研究を含め全般的に,知識の量と出所が圧倒的。
久しぶりに,すげーなこりゃー,っていう人に出会えて,感服した。

おっしゃることも至極もっともで,インタビューの内容自体は,対談記事にとっておかないといけないので,ここではちょっと書けない。
その他の事項として,教育については以下のような感じ。

・体験・経験型学習および研究というのは,ITでは伝達できない。知識じゃなくて,知恵というのは現場にないと発揮されないので,教育としてこれをどうかんがえるか,というのが今後の課題。フィールド系,実験系というのはそういう意味で,教育研究として優れている。
・知識が多すぎてあふれているので,まさに知恵が重要だが,学生の間にそれをためされる機会がないので,それを提供するのが大学院の役目ではないか。


対談に併せて,段ボール一箱の切り抜き,別刷り,本を用意され,発言にすべて参考文献がついているのに感銘した。
インターネットをはじめて3,4年ということだが,情報が自由に得られ,まさに快楽だとおっしゃっていた。

とても素晴らしい時間でした。

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