ひょんなことから,1994年の無機材料の内川先生の「セメントの研究動向」を読んでみた。例年書かれているような書式なのだが,前年の非常に重要な論文を集めて,トピックごとに整理しているのだが,その網羅性,重要性だけでなく,エッセンスの抽出の仕方などが素晴らしい。これを毎年やりつづけるのが研究者であって,こらだけ読み込んでいないという自分を深く反省する。
加えて,その最新と言われている内容が,2000年代以降の再発見の内容とほとんど重複していて,本質的な研究というのは90年d内以降,あまりかわっていないのかも,と思われる。
初期の潜伏期におけるC-S-Hの話とか,骨材の影響の話とか・・・・。
先の骨材特集とよい,やっぱり,ちょっと文献をよんでいなさすぎるかな,と思う。
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