オスロに関するメモ
ベネチアに行ったときも思ったが,日本の円高は,我々一般の人間からするとほとんど円高ではないのではないか,と思う。オスロでは,消費税のような税金があってそのためにかさ上げされているのだと思うが,500㏄の水は500円以上する。とてもでないが,円高の恩恵なんてない。
食事も非常に高額である。
税金を高くして,その税金が日本の消費に再度利用されるのであれば,ため込んでいる人の消費を喚起したことと同様のようになるので,経済活性につながるようにも思う。税金で高くなって消費が落ち込むとのバランス次第だと思うけど。
ノルウェーはうまく回っているように思う。
お隣のスウェーデンは物価が日本に近いらしい。電車では,Haldenからの帰りに徴税官が来て査察していた。我々は関係なかったけれども。
市庁舎は,ノーベル平和賞の式典に利用される。時間を見つけて,中に入ってみた。壁画がすごい建物だった。礎石造というのは全部傾く運命なのか,床は微妙にうねってた。窓も垂直からずれている部分があった。
それでも,中の豪華さは一見の価値がある。
ノルウェーにはLofotenと呼ばれる非常に有名なレストランがある。ここでは,オイスターやノルウェイロブスターなどを食すと贅沢な時間になる。ノルウェイロブスターは,イセエビとは比べられないくらい濃厚な味わいである。アメリカロブスターよりもすごいということだった。(私は食べたことが無い。) オスとメスで味が違うらしい。私はオスを食べたが,海が凝縮されたような香りがした。好き嫌いはあるとおもうけれど,私は非常においしく感じた。
殻も含めて,味噌汁にしたらおいしいのに,と思ったけれど,あえなくウェイターが持って行ってしまった。なんだか,成仏してくれないんじゃないかと思って不安になった。
今の時期は,日が短い。9時くらいに明るくなって,2時くらいにはもう夕方(斜陽)である。時差ボケもあって,夕方8時にはくたくたになって寝てしまうが,夏ならこんなことはないだろう。
打ち合わせは何回か,今後も行う予定なので,良い時期にあたるとよいな,と思う。
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