GW近況

GWになってしまった。研究室内もいろいろありまして，ごたごたもありまして。

SAXSについて，もういちど文献掘り起こして大分勉強しました。Allenらのやっていることと，最近のMITがやっていることを比較しました。MITチームのは，qレンジが狭くて，これで本当によかったんかなあ，とか，モデルのフィッティングの前提が壊れてて，これで良く査読とおったよなあ，とか，ちょっとずつ批判できるくらいには成りました。Allenのは，なんかI(q)がそのまま記載されていないので，自分で解析しにくいので困ります。データ，そのまま出してくれれば良いのに。でも，基本は，水和中も劣化中も，ってことで全部取って確認している，というのはデータ解釈として安定感がありますよね。我々も超音波でもリートベルトでも，結局とりまくってから発表してきましたが，そういうの無いと絶対感が無いので気をつけないといけません。セメギでは，SAXSで発表します。

書きかけでほっといた論文の一つを，昨日でてこ入れして，JACTに投稿しました。（よく考えたら1月投稿の別の奴がまだ戻ってきてない・・・。ちょっと遅い。）結局，同系列の論文，黄表紙対応は流れてしまった。今月のどたばたがなければちゃんと対応できたのに。しょうがないですね。

今日は，次の論文を書き始めて，データを整理していたら，すごくきれいなデータの相関がみつかって小さな幸せを感じてしまいました。

収縮のヒステリシスすごくきれいな論文になりそうです。でも，一点だけ，難関があって，吸着の永遠のテーマともいってよいものが結局，課題として残ってしまう。議論でちゃんと噛み砕ければ一本になるだろうなあ。

あと３つ，懸案の論文がある。国立環境研のレポートの奴も出すっていっちゃったから，書かないと・・・。GW中が勝負です。