1/26/2007

書籍

文芸春秋の2月号:
・キャノン社長の日本再生計画については,道州制の利点について簡潔にまとまっていておもしろい。
・ソニー神話の崩壊に関して,立花隆流の支点でPS3が語られていて納得した。ただし,本当かどうかはもう少し考えたい。
・ 格差社会は,かなり刺激的な内容。不安をあおるようだが,現実的な視点も入っているので,将来計画について考える機会になる。

ダイヤモンド 1/20号
ゼネコン自滅:談合の問題,建設工事の値段の問題,業界全体の動向がわかりやすくまとまっている。健全体質とは何かを判断するわかりやすく示されているとともに,業界の今後の動向を考えるきっかけになると思う。
・金を生む教育現場に関しては,教育が自由になりつつある現在,プレミアム教育をどうやって市場化するかについての最近の動向がレポートしてある。これも,大学教育を考える上で参考になる。

多孔質物質の乾燥収縮に関して,長いこと考えていたのだが,やっと新しい理論が構築できたような気がする。しばらくあたためて,論文化するとおもう。

・小野嘉夫・鈴木勲:吸着の科学と応用,講談社,2003
・塚田捷:表面物理入門,東京大学出版会,1989

塚田先生の本は,かなり買っているのだが,学生に勉強させるのに購入した。このあたりは,良書の上,値段もこなれているので個人で購入すると良いと思う。

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