4/15/2012

3/9 ~4/14

年度末は,いつもは論文量産の時期ですが,今年はそうもいってられなくなりました。AIJ大会,JCI大会,セメギにも投稿できず,マネジメント失敗という感はぬぐえず。

2012年度は,入試委員,教務幹事,研究科同窓会支援委員会委員長,その他・・・,と結構な役職についていて,年度末から忙しさが増えてきています。こういう二次的な業務は,大学という動脈・静脈を理解するには,必須の業務ですので,(日本の)大学人としてはやはり,おろそかにはできません。というわけで,来年度も,出席できる委員会は相当に限られます。
(今のうちに伏線をはっておく。)

さて,そんな募集要項やら,シラバスとりまとめなどをやりつつ,年度末に何をしていたかというと,来年度のプロジェクトに向けて,新しい試験機の性能の話をしたり,見積もりをとったり,再委託先の方と話をしておおよその進行をみたりということをしておりました。

12日,午前中に半休をとって,家族写真を撮りに行きました。双子が1歳になったのでその記念に。本山にある有名なスタジオで,半年待ちということでしたが,その人気にふさわしく,なかなかびっくりするような写真が撮れました。掲載したいところですが,親ばか丸出しで恥ずかしいので,やめておきます。

13日は,試験機に関する打ち合わせ。まだ,市販されていないようですが,来年度,この装置が入ってくると,構造ー材料の間の研究は,結構すすむんじゃないかと思っています。

14日 シラバス打ち合わせ。午後,イタリア調査に関する打ち合わせで名古屋市大に。

17-18日 恒例の勅使川原研との合同ゼミ旅行でした。今年は,豊島,直島でした。
豊島美術館のライズが低いのにびっくりしました。いや,これ,チャレンジしすぎだなあと。変形を継続測定しているらしいので,10年超えたあたりのデータは是非みてみたいところです。
LeeUfan美術館のマスコンは,教科書的だなあと,芸術ではなくてマスコンひび割れに感動している自分はどうかしていると思いました。

みよ,この綺麗なひび割れを。雨上がりにばっちりみえていました。
直島は3度目,地中美術館は2回目でしたが,地中美術館はなんか見せ方が当初とちがって,仕掛けを楽しめないものになってしまっていてがっかりでした。

19日は,某T社のY田さんH川さんに来ていただいて,当方で最近取得できたセメント硬化体の物性に関するデータについて意見交換。たぶん,世界で初めて,しっかりとれたデータと思うのですが,裏付けを進めるには一段とお金がかかりそう,という結論に。
分析はしょうがないですね。ただ,長期的なクリープの進展とか,ある条件での体積変化に関わる重要なデータなので,早い内にどこかに論文化しておきたいところです。

22日は昼は学内で多くの打ち合わせ。夜は名大土木の中村先生と勅使川原先生,寺本君とで飲み会。彼の今後を祝福。

26日は卒業式。謝恩会の後の二次会,その後は体調があまり良くなくて帰宅。残念。おいしいイカでした。


4月2日は,AKK社のM井さんと体積変化関係のデータの意見交換。浸漬熱,および二次元NMRの可能性についての意見交換。同時に測定していたFTIRデータでも,ちょっと面白いことがわかる。(後日,五十嵐の合成C-S-Hデータで,さらに発展的なことに。)

4月3日,天秤の精度が少し甘いんじゃないかという学生の指摘で,マイクロ天秤の見積もりを取る。メトラ-社の技術について学ぶ。質量計はもっとも基本の測定なので,なるべく良いものを使いたいですね。今後のことを考えれば,早めに投資しておくべき機材です。

4月5日,そろそろこのあたりから,今年度のプロジェクトの詳細を詰める段階で各所との調整に入る。プロジェクトの全体方針の確認,関連の研究者へのコメント依頼,見積もり,成果の確認,などなど。東京出張で,朝から晩まで3件,打ち合わせ。

4月6日,この日も東京出張で,朝から晩まで。夜はJCIで今本委員会の幹事会。飲み会はつらくてできなかったのと,そのままかえって大学で事務処理しなくてはいけなかったので,会議後,なくなく大学へ。

4月9日 この日から,研究室の本格的な立ち上げ。今年度,第一回ゼミ。安全講習,研究室内規,研究の考え方,学生生活の指導,M以上は今年度にやるべきタスクの整理,学習すべき事項,各自の研究紹介など。
夕方,AIJの第二次提言とりまとめの足場堅めのため,JNESに挨拶へ。

4月10日 息子が入園。午後は学生実験の打ち合わせ。

4月13日 第二回ゼミ。より具体的なここ2,3ヶ月における研究スケジュールの確認,新しく取得されたデータに関する意見交換。

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