2/06/2010

研究以外


最近、ますますいろいろ多くのプロジェクトにかかわるようになってきて、時間のマネジメントが厳しくなってきた。クオリティをコントロールしたいとは思うのですが、やはり粗密が出てくるし、レポートなり、論文なりもやはり、ちょっと密度が低いものがあるように思い、反省しています。

一方、30代の間に研究領域を拡大しておかないと、あとでつまってしまうということもあって、基礎的な教科書を読むようなこともしなくては、と思うものの、ちょっとしか実行できていない。

そんな中で、最近、頭の別の部分を使おうとおもってやったことは、

1)子供の段ボールハウスを造る。Dellのパソコン購入時の段ボールが残っていたので、子供用に段ボールハウスをつくってみた。結構、剛性を持たせるには考えることも必要。妻に聞いたら、いまは、段ボールハウスもうっているものがあるそうだ。

2)アバターをみる。名古屋にもアイマックスがあるので、そこまでいってみてみた。キャメロン監督は結局、CGオタクなんだろう、と思った。前回もタイタニックの売りってCGじゃなかったでしたっけ。でも、シナリオはヒーローだいすき型アメリカ映画で素直に面白かった。よくよく考えると、ダンスウィズウルブスに似ているんと思うんだけど、調べたら、ネットでは一般的な解釈のようだ。そりゃそうか。
でも、3Dっていうのはすごい。映画館に足を運ぶ価値がある。特にアイマックスだとスクリーンが大きいので、視野よりも大きく、飲み込まれる感じがある。体験を売るという劇場型に戻ってきた観がある。

映画館から出てきて、現実が色あせてみて、鬱になる人がいるようですが、なんとなくわかる気がする。
フルCGというのは、本当にもう空想の世界だ。アニメと一緒。思ったことが表現できるので、何をおもっているかが、本当に問われる。世界観とは何か、というのをどこまでディテールで示すか、というのがためされるようになっているのは、本当に新しい芸術分野だ。
CGで人に世界観を伝えようとして、世界をつくるって、建築の設計どころじゃないでしょう。本当に。これは面白いことができたんだ、と思った。

3)This is itを見た。私は小学生のころからのファンなんだけど、やっと見た。なんというか、上の映画と同じなんだけど、思いを形にするのはさまざまな表現があれど、本当に努力の結晶でしかないのだな、と。これだけの努力をしたものを、最後の形にできなかったのは、さぞや無念だろうし、最後の形を見てみたかった。

0 件のコメント:

コメントを投稿