10/28/2007

近況

・同居人ができてから、テレビを見るようになった。主としてニュースだが。昨日はタケシのなんちゃら、という番組がやっていて、責任をテーマに話をしていた。まあ、責任そのものの話は、人それぞれでこうあるべきというのはだせないですねえ、と思いながら見ていたんですけど、得心のいくような話は出てきそうになかったので、すぐに消した。どうこう言いたくないんですけど、民主党とかも足ひっぱるだけじゃなくて、先にいく議論をしてほしいのですが。過去のミスなり不正、というのはそりゃあ悪いのでそれなりの罰をうけなきゃならないでしょうが、そもそも責任者じゃなかったときのことの話をしてもどうしようもないし。給油の問題も含めて。
国会で不正追及するのは、税金と時間の無駄なのでやめてほしい。過去の政治の不正に言及する国会と今後の国の運営をどうこうする国会は明確にわけて、趣味の人は土日に不正をあばくことをやったらどうですか。

国民も国会であんな馬鹿な議論している時間分、税金を払っていること、年金の問題が棚上げされて先送りにされていること含めて文句いった方がよいですよ。(自戒もこめて)

・責任ついでに、前にもここに書いたかもしれませんが、高度成長期で人生謳歌しながら楽しんだ世代の年金を若年層に負担させるのはやめていただきたい。年金というのは自分の金を利回り含めて回収するシステムなので、そのままその世代で解決を目指していただきたい。相続税100%なら、この世代は金持ちなんだから、問題無いでしょうに。そういった意味で、先々週の相続税増税議論はまっとうな意見で溜飲が下がる。

・日本の大学は、文部科学省のお金の配分の問題もあるのだろうが、お互いの足を引っ張っていて成果が出にくい。そもそも、世界レベルで学生収集しているなかで、日本国内の学生とりあってどうするんですか。将来性のある大学・分野・人間に投資して、とりあえず、一つは世界で冠たる大学を日本でつくらないと、設備面なんて、中国・インドに大きく差が開きつつあるし。

・うちの大学に対する提案だが、となりの講座・他の学科・他の大学の異分野で共同して査読論文を書いたら、学内で出世するためのポイントを加点すべきだ。学内評価で協業を促進しなけりゃ、地方大学なんて論外になってしまう。誰がやってもよいが、名大の名前が外にでることの方が先。そういう決意を上がもたないと。
デルフトなんて、査読論文書いたら数万円サポートされるというのに・・・。
文部科学省の顔色伺うよりも、10年先の生き残りに対する戦略を40代の人に問うたらどうでしょうか。

・最近、過去の教科書にあるデータを片っ端から確認したくなってきた。そもそも、収縮のデータをとっていたときに、人のデータと比べて大きく異なるものが様々あることが原因なのだが。Powersに限れば、まったくがっかりするくらいすばらしいデータなのだが、他の分野では、あるいは現状の材料で、本当にそうなるか、理論体系として載ってこないデータは山ほどありそうだ。日本独自のデータブック的なものを作ろうとおもって、話をすると結構乗り気の人が多い。セメント協会あたりが先導してやってくれると良いのだが。
どこかの委員会で提案してみようかしらん。

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