10/15/2016

ご報告

遅くなりましたが、この度、同じ所属する大学で教授となりました。引続き、トゲトゲした研究ができるよう、頑張ってまいります。

今後の豊富としては大学も生き残りをかけた撤退戦の序盤戦がそろそろおわりそうな感じですが、今後の中盤戦に向けた議論と方針作成、全体の戦略について思うところがありますので、みなさまと議論していきながら、未来に向けて耀環境をもつ大学に少しづつ努力したいと考えております。

研究面においては、建築材料学、セメント科学といった閉じた社会ではなく、他の分野とのコラボレーションができるような基礎環境の醸成とコラボレーションによる実績を積み重ねたいと考えております。近々の研究分野としては、岩石の放射線によるメタミクト化、コンクリーションメカニズムの解明と応用、無機材料におけるマルチスケールシミュレーション、触媒、などがテーマになっておりますから、その点で一つ一つを大事に成果を出し続けていきたいと思います。また、国際的な研究ネットワークもでき始めていますので、そういった中でのより先端的な研究とそれを通じた学生教育に邁進したいと考えています。

社会連携・貢献においては、私の研究者としての立ち位置も概ね見えてきたところでもあり、また、今後は人が少なくなることから、他の人とかぶるようなことはあまりしないでおこうかと考えています。それぞれが、自分の良さ、強み、そして適合性を勘案して楽しく邁進できる方向性を模索したいところです。前時代的に、皆が順番になにか上の人間に指名されて労働が課されるというような形のルールについては、今後は学内も含めて問題点をあきらかにし、重要性とのバランスで実施の意義、重要性、必要性の観点から見直しを勧め、みなが適切に前に進められる条件を見定めながら、前向きな活動をしていきたいと思います。

今後とも、どうぞ、よろしくお願いいたします。


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