今日は,JCIの委員会 自己治癒コンクリートに関するシンポジウムが生産研で行われた。家族が風邪で倒れていて,少し遅刻してしまった。
今日の論文発表では,いくつも面白い研究が発表されていた。人工軽量骨材に薬を入れる物の評価は,非常に丁寧で良いデータが出ていたと思う。薬自体には,いろいろ課題はあるとはおもうが。
五十嵐先生のチームの発表で,割裂引張強度の50%までの応力を再度,載荷すると割裂強度が低下するというデータは,ちょっと衝撃だった。そういうこともあるかな,とは思うのだけど,国枝先生のチームの破壊エネルギー試験の際に現れる,曲げ引張強度では,あまりそういうことは見られない。五十嵐先生に聞くと直接引張強度でもそういった事例があって,テクニオンでやっていた,とおっしゃっていた。
非常に興味深い現象だ。
剛性が低下するのはわかるんだが,強度も落ちてしまうのだろうか?
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