最終的にセメコン論文は4本になりました。
一つは,別の論文集への投稿という形に。
FTIRの文献を読み込んでいますが,1974年のThe Infrared Spectra of Minerals, V. C. Farmerという本はすごいです。一般的に,FTIRというと有機分野での利用が多いのですが,鉱物系にも結構利用されています。とくにシリカゲルとか界面化学,物質の吸着挙動の評価には昔からやられていて,かなりピークのデータも示されています。
実際にセメント鉱物の章もあったりして,水和率データをとっていたりします。CCRで検索しても少し出てきていますし,その他の赤外線の方のジャーナルにもたまに水和物データがでています。
アルミネート関連のピークがそろっている論文もあったりして驚きます。
ただ,セメントの硬化体でやると,そりゃあ,もう,悲しいくらいピークが出てきます。ただ,C-S-H量は評価できるんじゃないかと思って,研究ネタとしてとっておこうかな,と。
リートベルトから間接的に出たデータと,FTIRデータをつきつければよいだけなんで,すぐにデータ取りして論文化はできそうです。
今日は,家族で不動産屋に行ってみました。そろそろ足場をかためようかな,と思いまして。
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