すごく,用意周到に,あらゆるデータをとって,万全を期して現象解明のための考察に臨んだところ,まずはあたりをつけるために,すごくクラシックで簡易なモデルをつかって,当てはめたら,びっくりするくらい全部のデータが予測出来てしまい,驚いた。
熱伝導率の含水率依存性なんだけども。
最近,既往の文献で,こういう現象のためには,こういう論文集からこういう人の論文を,とあたりをつけることとか,モデルで何をモデル化していて,コンクリートに当てはめるときには,こういうモディフィケーションで結構いけちゃうんじゃないか,とか,そういう直観力というか,現象把握の確度が結構上がってきていることは実感しつつある。
そもそも,修士論文のGAの時の研究もそうなんだけど,すごくたくさんのデータから,ルールを見つけるとか,それにあうような関数式を見つけるというのは,わりと得意な作業だ。
問題を評価するときには,この手法で全部まにあってしまうんだが,なんという拍子抜け。ま,でも,結構重要な物性値なんで,黄表紙にしますけどね。
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