本日は、大学院説明会でした。学生生活委員長として、ご説明申し上げました。
その他にも環境報告書の執筆とか、いろいろたまってきた。出張の怖いところは、同じ日数分だけ、大学生活に余波がくるところですねえ。
2日からメキシコ行きなのに大丈夫か知らん。
研究室内では、二人がセメコン論文集の執筆でがんばっています。
いや、ぜひがんばっていただきたい。今年は、うまくいけば5編の論文が出ます。
・高炉の水和圧に関するもの
・中性化の同位体分析
・吸着等温線のヒステリシスメカニズムに関するもの
・セメント硬化体のヤング率・ポアソン比の平衡相対湿度依存性
・セメント硬化体の水和と比表面積
最後のやつは、とっておきです。やっとリートベルトが軌道にのりはじめたので、その第一弾になります。リートベルトの精度の問題は、いろんな角度から検証して、そのうち関連のあるものは全部掲載しました。厳しい査読があるかもしれませんが、データの美しさはちょっとびびると思います。少なくとも私はびびりました。これは、五十嵐君の実験精度のたまものです。
セメント硬化体のヤング率は、案外データが少ない。昔の収縮関係の人がやっているくらいです。奇しくも、Wittmann先生の実験は、超音波でやっているということがわかりました。直接引っ張りではどうやってもこのカーブにはなりません。気持ち悪のは、Setzer先生のチームのデータです。Setzer先生らがまちがった実験をするとも思えないのですが、なんど再現実験をしても、超音波と載荷試験ではこうなりません。
他の測定手法も試みたくなってきました。
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