以前に収縮理論の論文を国際会議に出そうとしたら、なぜかアブストで落とされた。依頼されて出したものだから驚愕したのだが、そこの幹事団は、まあ、世界の大物中の大物なんだけれども、そこで書いたアブストと同じことを学会でしゃべっているという情報提供をN先生よりもらった。
研究は結構どろどろしているし、日本人だけにいろいろハンディキャップがありうる、ということはオランダで横目に見ていたわけだが、手をこまねいているわけにはいかないので急遽英文化した。
日本語で発表していたために、各種の情報をいただけたので、論文の洗練度は大幅に上がった。もはや、2ヶ月前では想像もできないくらいに。
しかし、ヨーロッパのサロンで戦うには英語が十分ではないので、正当に評価されるか、あるいは情報を英語で出すことに意義があるというように受けとってくれそうなACTに投稿した。本日。本当は複数投稿をして、受理されたところを残して、のこりをキャンセルするのが常套(という分野もあると理学系では伺った)ということなのだが、そこまでのバイタリティはなかった。
あとはうまくいくことを願うばかり。
査読者がここを見るとは思えませんが、個人的には日本発の概念ということで言っておくことが重要と認識している論文です。どうか、その意義を踏まえてご検討をいただきたく。
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