ようやく,収縮低減剤論文と人工軽量骨材論文が黄表紙に掲載されました。はやくも,幾人かの人からコメントをいただきました。
収縮低減論文は,戦略上,収縮理論論文と前半が相当量かぶっていますが,ちょっといいまわしを変えて理解していただけるよう努力しました。APPENDIXについても,手をいれましたので,是非読んでいただければ幸いです。難しい話が少しは簡単になるのでは,と思います。
斥力・引張力は,結局,座標をどうとるか,ということで決まりますので,無理して納得しなくても良いと思います。飽水状態を基準にとって,分離圧を考慮すると分離しようという力が減るので結果として収縮駆動力(負圧)になるよ,ということでOKだと思います。
現在,ACT投稿用に論文を取り纏めていますが,英語の方が言い回しがシンプルな分わかりやすいかもしれません。分離圧のデータの整理手法も変えたので圧倒的にわかりやすくなったかも。
最終的にはACT論文が標準の考え方になるかもしれません。
高炉のデータも整理がおおよそできました。東海支部研に投稿したので333委員会に一部は反映させることができそうです。黄表紙にしようかとも思いましたが,セメント協会から助成金をいただいているのでセメント・コンクリート論文に投稿しようと思います。
セメント・コンクリート論文集も年中募集をかけてくれるとありがたいんだけどなあ。
収縮低減剤,普通ポルトランド系,高炉系,のデータを横並びでみると,これまたおもしろいことがわかってきます。高炉ってやっぱ収縮しやすいんだなあ,ということがよくわかる結果になります。がんばって論文化したいところですね。
水分移動係数のデータもそうとうそろってきたので,これもおもしろくなると思います。
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