8/03/2008

絶句

せっかく,時間を割いてITMNR-6の論文を書こうとしたのに,Science Directが本日メンテナンスで休止だった。次は8日しか時間が無いのに・・・。
がっかりです。

休暇

来年から,私生活が相当タイトになることが予想されているので,最近は良く細と外食に出かける。まわりの方からも相当脅かされているので,覚悟を決めている。
仕事のパフォーマンスだけは落とさないようにがんばりたいところですけどね・・・。

で,昨日は覚王山のイタリアンに出かけた。本命は別にあったのだが,予約もとれず断念した。
デルフィーナは,ちょっと探すのが難しい奥まったところにあるマンションの1Fにもうけられたレストラン。
初めていきましたが,以下,雑感。
・料理は無難にまとまっている。
・食材は面白いものをつかっている。
・店員は感じが良い。ただし,良くしゃべるので人によっては,むむむと思うことも。
・ワインは,値段相応で良いものを置いている。(あまり詳しくないけど,おいしかった。)
・値段は都内よりは安い。
・デザートがうまい。
・パスタもうまい。
・メインは,もう少しパンチが欲しい。味にメリハリが無くて,感動が薄い。パスタの方が大きい。まずいわけじゃないんだけど。

8/01/2008

JABEE

昨日は,建築学会で行われたJABEEWikipedia)研修会,に参加した。
JABEEとは,ワシントンアコードに対応するための日本の機関であり,研究機関のISOみたいなもんである。
教育の品質保証とその結果による,欧米との卒業要件の互換性担保を目的としている。

こういった認証機関というのは,まったく駄目な機関とか,自己改善,成長能力のない分野,やるきが無い環境で重要と思うのだが,(そもそも性悪説なので),多くの場合,日本の環境にはなじまないとおもうけど,大学教育に関しては,必要かもしれない。


JABEEは,大学教育システムが機能しているかどうかの評価が主眼であって,システム設計のみを評価する。だから,独自のポリシーで教育して,これでうまくいくんだ,という証拠さえあれば,基本的には認証される。

大学で必要とされるかもしれない,っていうのは,日本の大学の以下の特徴(私の知っている範囲だが)にある。

・教育よりも研究が重視されている。特に教員評価は研究成果の比重が高い。
・大学の業務と同等に社会的貢献活動が多く,結果として授業品質・回数の低下が起こる。
・大学教育について評価する手段がないため,教員に教育をまじめにやるインセンティブが少ない。
 (もちろん,現在の危機的状況を感じて,気合い入っている先生もいる。)

広大・名大でJABEEを体験したけれど,
メリット:
・出力評価になるので,いいのがれができない。結果重視で授業が評価される。
・すくなくとも,やる気が無い先生というのは,JABEEをやると教室内で浮き彫りになる。
・授業の連携をやるようになり,教える項目のヒエラルキー,順序,システムが明確になる。授業設計が明確な目的の下に行われるようになる。
・学生の年ごとのばらつきがわかったりして,柔軟な教育ができるようになる。
・良い授業をしている教員も授業アンケートなどから浮き彫りになる。

デメリット:
・やはり,これに関わる時間はかなり多くなる。専任的にやる人が二人は必要になると思う。
 (特に導入期)
・紙が大量に利用される。環境にやさしいとは思えない。証拠作りには必要なんだけど。

というわけで,メリットの方が多いと私は思う。ただ,少人数の教室,コースはつらいね。

学生にしても,このシステム内でまじめに学習しないのであれば,それはもうどうしようも無い。
逆に,丁寧にやっている分,学生の責任というのも見えてくる。

7/31/2008

RCプリズム



2006年にJCIの年次に投稿した論文を見直している。これは,若材齢時に入ったひび割れを,硬化過程中の収縮応力を考える際にどうやって考慮するか,というのを考えた論文でわりと気に入っている。
(海外では評判よかったのだけど,JCIではあまり意見がなかった・・・。T邊先生がコメントくれたけど。)

これを見直して,どっかに投稿しようと思って,再度,最初からプログラムを組み直して,再評価している。

先日の可視化プログラムを使ったら,ひび割れがえらいことになっていておもしろかったのでここにはっておく。

なんか,付着の領域だけ,ひび割れ方向が違うっていうのがわかるんだけどね。

ミニ建

JCIのコンクリートプラザ,静岡クリエイトのブースを見られた方はご存じと思うが,ミニチュアの鉄筋が現在,手に入る。これは,もともと,法政大学の溝渕先生の発案で開発されたもので,これを我々の研究グループでもつかって研究を行っている。

研究というよりは,なんというか,とっつきにくいRCの授業をいかにわかりやすくできるか,ということに主眼を置いていて,教育ツールとしての利用を模索している。
卒論生の一人のテーマになっている。

寸法効果のせいか,付着が強すぎるせいか,どうもせん断が普通サイズのRC梁の場合よりも強くなる傾向があるが,ちゃんと曲げ破壊,せん断破壊は制御できる。

8月5日の学生実験の最終回では,RCをその場で設計させて,その場で部材を作成して,その場で載荷する,という授業をやる予定。
セメントはジェットモルタルを利用するので,すぐに硬化する。

7/30/2008

環境委員会

JCIの環境委員会に無理をいって入れてもらった。環境問題から目をそむけるのは,私たちの世代では無理だろう。以下,雑感。

・環境問題を整理するに当たって,基礎データ収集は重要。すくなくとも何がどうなっているかがわからないのでは手の打ちようがない。

・私企業に関して環境情報をオープンにすることは,現在のところCSR的な立場でしか,利益につながらない。企業の責任ある行動が株主,消費者に評価される,ということだ。これが,環境に関する税制や会計報告と同等の扱いになれば今後変わっていくし,産業連関表的なものも,すぐに作れるようになるかもしれない。問題は,たとえば,こういった環境報告をすることで,原材料の流れ,コスト構造が外部にも推察されやるくなってしまうことで,価格形成がより消費者よりになる。これを嫌う企業は多いと推察する。

・データを集めることは,結局ノウハウ集め。総研のようなところがやるか,国がやるべきことのように思った。大学人がやるには,コストがかかりすぎるし,維持保全,最新版の確保はかなり難しい。スピンオフして外郭団体にするなら良いかもしれない。利益を上げるモデルは難しい。NPOによる評価かな。

・得られたデータをどのように活用するかは,研究活動,クリエイティブさが発揮される箇所と思う。大学の人間の活躍の場はここか? ただ,データが集まった時点で,それは,既存の技術で最適化なり,評価なりはできてしまうだろう。土木の計画系の先生方の知見はすぐに反映されると思う。ただ,見方はやはりコンクリート業界なりのものが必要なのだろうな。

7/29/2008

Fortranでの図形描画

以前,広大の時のホームページにもFortranの図形描画について,書き込んだことがあるのだが,広大のサーバーが更新された時点でなくなってしまった。

Fortranで図形を描画するには,Intel Visual Fortranの利用を前提とするとQuickWindowプログラムで可視化が可能だし,APIもそろっている。

これを,ちょっときれいに書きたいな,というときにはPGPLOTというツールがあって,これを使うと簡単に二次元のコンター図が書けるようになる。うちの4年生が,すでにフレームのFEM解析のポスト処理につかっているくらい(彼は4年のはじめからプログラムを始めたばかり)なので,かなり簡易であることがわかるでしょう。
http://www.astro.caltech.edu/~tjp/pgplot/
http://www.fluidlab.naoe.t.u-tokyo.ac.jp/~minnie/pgplot/

Intel Fortranで使う場合には,一度ソースファイルをライブラリプロジェクトに入れ込んでコンパイルする必要がある。おそらくワーニングが3つほどでるが,無視しても問題が無い。

私個人では,ポスト処理としては,Borland C++ Builder + TChart という組み合わせで,OpenGL経由で可視化していたのだが,Borlandのヴァージョンアップをさぼっていることもあって,いじるのが面倒くさくなってきた。

FortranからWindowsのAPIをたたくのでも良いし,PGPlotで3次元のラッパーライブラリをつくるのでもよいけれど,いかんせん時間がかかる。たぶん,丸1日仕事。

で,いろいろ探した結果ここの方が作成しているElViewというのを見つけた。
3次元の方は,インプットファイルを作成するライブラリと,閲覧用のOpenGLViewerの組み合わせで成り立っていて,非常に簡易。
プログラムから,外部プログラムを呼んで実行してもよいし,連番で解析結果を出力して,あとから評価してもよい。
解析でひび割れを表現するくらいなら,主ひずみベクトルとひび割れに相当するひずみを呼び出して,
主ひずみベクトルに直行する平面上にひずみ量に比例する円を描けば良い。


ポスト処理もまあ,しばらくはこれでやってみようかと。

7/28/2008

評判の良い本

4年生前期に下の3冊は必須になっておいてほしい。

・鉄筋コンクリート構造 市ノ瀬敏勝 著 共立出版
・セメントの材料化学 荒井康夫 著 大日本図書
・コンクリート構造,田辺ら 著 朝倉書店

それ以外に,うちの研究室なら,以下の本を学ぶ。

・化学熱力学 原田義也 著 裳華房 
・新物理学シリーズ32 熱力学=現代的な視点から 田崎晴明 著 倍風館

これらは,数式を丁寧に展開してくれるのと,具体例があるので初学者にちょうど良い。

あとは,Fortran90を理解しておけば,院試以降はばっちりですね。

7/27/2008

東海村

この金曜日から東海村でRESAによる鉄筋付着の実験に参加させていただいた。リーダーは名大,T川原先生のプロジェクトです。昨年度の結果は,JCIの年次大会に2編出ていて(私は著者にはいっていませんが),かなりバラツキの大きな実験データでした。今年は,ゲージの大きさ(中性子光の幅)を変化させたり,取り出す角度を変化させるなどして,精度向上が目標です。

現在も測定中と思いますが,結果は上々で今までないようなデータが得られています。まちがいなく付着に関する世界初のデータになると思います。

7/18/2008

JCI

今年のJCIは,研究集会2つ,発表,司会でほとんど発表を聞けなかった。

BETで細孔分布を出すっていう論文があったな。何を仮定しているかを聞きたかった。Dollimoreの論文とかを参照しているのだろうか。

大津先生のAEセンサでやる腐食の研究は面白かったな。せん断と曲げ破壊が何を表しているのかを聞きたかった。

JSCE333委員会はファンキーな委員会で良いです。大変刺激になる。

6/20/2008

夜中の打設

注水,午前1:15,今さっき打設が終わった。
明日は8時から,実験です。

いや,ファンキーな実験だ。

6/08/2008

10年会

卒業して10年ということで山上会館で10年会が行われた。
久しぶりに同級生にあい,少しだけ話をした。
それぞれの職で,それぞれの結果を出しているので話は聞き応えがある。

・建築,それをとりまく環境に関する話(お金の話)は大学からではおそすぎる。
・日本は,大事なことを決定するときに,関わる人間が多いほど,最悪のシナリオになる。
・日本は,突き抜けて良くなる,という決定を平等性を理由に足を引っ張る。
・35才以下の利益というのは,民主主義で有る以上,もはや守られそうにない。子供をつくらない判断というのは,大変合理的である。搾取が前提となっている時に子供を作れるか。
・日本はEUには入れない。理由は借金の多さによる。自分でなにも決定できない政府なので,EUにはいって介入してもらえば,少しはまともな運営になるのでは。
・日本の税金は,ふるさと納税じゃなくって,自分がサービスを受けたい省庁に直接納税できる方が良い。全部じゃなくてもよいけど。じゃないと,国民に対するサービスは期待できない。
・日本の省庁人事は,省庁内で行うために結果として省庁拡大路線の決定しか評価されない。官僚の人事評価が国民や今の社会にとって有益なことをしたかどうかで判断されるべきで,そのための人事庁とならなくてはいけない。国防・外交以外は,人事評価は国民公開が基本。
・裁判員制度じゃなくて,公務員制度にして,公務員は一般から公募。任期5年。プロフェッショナルが行う。生涯職務としての公務員を廃止。ただし,国防,外交は別。

6/03/2008

驚愕


激写されました。

ワイン棚のワインが5,6本割れたのです。