今年も米国ユタ州にFe-コンクリーションの研究に行ってまいりました。昨年と同様に,地質,リモセン,地球化学,惑星,などなどさまざまな面子での研究です。昨年最終日に大どんでん返しがあり,仮説が全部ひっくり返りましたが,今年はそこからスタートして1年間議論を重ねて現地入りしました。どの層準になにがあるかを確認して,これを見つけたら論文用の証明がおわりという,詰将棋のような状態で,毎日なんらかの発見があり,そして気づきがありました。
なによりも,日頃の行いのよさなのか,雨の日に現地入できず,ドライブがてら実施した調査でも,びっくりするような発見があり,すべての日が無駄なく,最終日において論文の詰めとなるデータが確認でき大変満足な出張となりました。
本当は,なんでも書きたいところなんですが,詳細は論文で明らかにしたいと思います。
私としては,この現象の工学的応用に興味があり,早速,現地の砂をもってきて,再現実験の可能性を検討しよつお考えております。
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