米国出張後,愛媛県の方に出張いたしました。今年度からあらたに開始した研究にアルカリ骨材反応を生じたコンクリートの将来予測というものがあります。アルカリ骨材反応を生じても,要求性能を満たしている間は,構造として十分使用できますが,それを20年にわたりモニタリングと構造性能評価を行なって,実施してきている素晴らしい建築物が四国にあります。
大変にお忙しい時期ではありましたが,現地を視察させていただき,私の知りたい情報や関連するデータを実際に確認し,構造物としての現在の状況がどんなものかも知ることができました。
もう少し,プラスで実験をするとともに,数値解析によってパラメータスタディを行うと,すごく良い事例として世界が参照されるようになることを確信しました。
予算の出処というのはいろいろ難しいところがありますが,多数,業界のためにやるべきことがあるな,と再認識しました。
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