さて,今日から,東海支部です。今回は名大で行うのですが,すでにT田先生が獅子奮迅のご活躍で,あまり貢献ができていません。
東海支部の発表では,高炉スラグ微粉末を用いたセメント硬化体の分離圧曲線が発表されます。高炉スラグを用いたセメントがひび割れしやすいということを証明することに,それなりに近づきました。
卒論・修論の発表が終わりました。学生さんの最後の猛追はなかなかのものでした。ご苦労さまでした。特にH君は卒論3週間前に,最終実験がうまくいかず,同じ実験の別のデータから卒論を書くことになり,本人が一番焦っていましたが,それでも,セメント硬化体の体積弾性率の湿度依存性に関するすばらしい成果をとりまとめました。少なくともSetzer先生も,Wittmann先生も,岡島先生も取得していないので,おそらく世界初のデータではないかと思います。
Iさんの方も,12月の寒い中の怒濤の実験が身を結び,これまた,爆裂発生メカニズムについて,興味深い結果がとりまとめられました。これらは,材料学会の東海支部で発表される予定です。
修論の次の日から,金沢にゼミ旅行にいきました。のどぐろは大変うまかったです。酒もうまかったし。食べてばっかりでした。
そういえば,21世紀美術館に行きました。雨漏りがあるとの噂がありましたが,まったくの嘘でした。ちゃんとしていました。建築自体というよりは,建築と中の展示が一体となっている点が評価されているんでしょうね。安藤忠雄の地中美術館や,磯崎新の奈義美術館に通づるのものがあります。
夜の兼六園のライトアップは,雪が降っていたこともあり,幻想的で大変すばらしかったです。しかも,夜のライトアップの時には入場料が無しです。粋なことをするものです。
大変なみぞれ,というか雪の状態で路面は最悪でしたが,その中でハイヒールで突き抜けていく女性を多数お見かけし,これは,美と評価してよいのか悩みました。
残念ながら,旅行の二日目はCOEの会議で早めに帰らねばならず,多くの見所を見逃したようでした。
年度末ということで,報告書関係が山のようにありまして,当分の間,テンションが低そうですが,理由はそういったことにありますのでご了承ください。
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