ずいぶんと間隔があいてしまった。怒涛のように時間が過ぎる。毎度のことになってしまった。
6/22
私的な高炉セメント研究会。最近の実験データについて出し合って議論を行う。建築で高炉を増やす手法についてディスカッション。それと,最近投稿した論文3編についての紹介。大学教員は,法律を動かすことができる立場にいるのかもしれないが,実学への認識が少ない上に,材料そのものについて十分な調査・研究がすすんでいるかどうか疑問。もう少し,集中してじっくり議論した方がよいのではないか。
JASS5なども,出版ありきで委員会を進めるような時期ではないように思う。
6/23
学生実験+ASCOT 学内の打ち合わせでASCOTの委員会に出席できず。
6/24
午前中は,TGについての打ち合わせ。既存のTGだけでなくて,改良を加えることを条件とすることにした。C-S-Hの研究を深く進めたいので,ダイナミックTG+Isobarが測定できるような特殊環境を整備する方向でうごくことに。真空TGオプションが安く利用できるということと,ダイナミックTGができる,さらに精度と安定性を考慮すると2社に絞られる。この後は価格の問題になるかな。
午後は超音波速度測定の試験機の打ち合わせ。超若材齢時における硬化プロセスを確認したいので,超音波法を導入することを決定した。最初は,提案した収縮理論の自己収縮現象での検証に用いるが,おいおいは凝結の問題,水和制御の方向で進めて生きたい。
6/25
教室会議 GCOE関連,人事・予算の問題で若干もめる。
議論というのは,実行力・権限が伴った人間がやるべきだと思う。提案してこいっていうのであれば,個人ベースで羅列の提案だけだろう。若手でディスカッションして,問題点をあげつらって妥協点・合意形成を行うことにあまりメリットを感じない。
これは,たとえば,署名活動とかリコール運動などにも通じる。民意がそこにあることは通じるだろうが,日本でのものごとの決定構造は,えてして民意とは独立に行われるものだったと思う。
大学もたいていの場合,そうだ。官僚構造に近いと思う。
形だけ民主主義をとるという空論で,若手は疲弊しているので,タスクは減らしてほしい。
また,そういうことを当然のようにやらせるから,結局,若手の中で意見をとおせるような人間がいても,変に権力構造によりすがって人脈だけを誇示するようなのがはびこるのだとも思う。
まあ,そうはいっても,大学でそういう立場になれる若手というのは,えてして如才なくて,才能もあったりするからよいのかもしれないけど。
でも,強烈なリーダーシップとかカリスマっていうのにはなれないような。
6/26
久しぶりに時間があったが,結局,たまった事務処理をするだけだった。
6/29
午前中はCONMATの会議。名古屋での運営について。CONCREEPと比較すると,驚くほどにものごとが進んでいなくて,びっくりする。これで本当に運営ができるのか。まさに個人の尽力にかかっている。
午後は,東京理科大学の今本先生のところを訪問。ランドマーク会議(JCI)に関する最終打ち合わせ。
いろいろ意見はあるだろうか,それなりに意義のある発表になりそうだ。
そういえば,JCIのテクニカルペーパーをとりまとめるんだった。まったく進んでいない。まいったな。
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