12/25/2015

しわす

次は12月上旬かな,とおもっていたら,びっくり,しわすでした。しかもクリスマス。メリークリスマスです。

11月下旬もそこそこの忙しさでした。

・AIJで収縮ひび割れ指針改訂のWGを行なっておりましたが,次年度から改訂小委員会が立ち上がります。AIJの大会中,材料施工は指針ばっかりつくっているという,かなり辛辣なご意見もあり,その反省もままならぬまま,またもや,小委員会です。必要なものだけ,厳選してアップデートしたいと思います。収縮ひび割れ指針で設計した部材はなく,トラブル対応の説明資料として使われているとも伺いますが,もし,ご不満な点がありましたら,丸山までメールください。今回の改訂で検討したいと思います。

・AIJの会長下にある特別委員会で建築学会のグローバル化について議論しています。建築がグローバルなのは論をまちませんが,そもそも,学は一体なにをやっているんだ,という話をしています。大学はなぁ・・・,ちょっと風を深さないといけないですよね。2050年に6~7000万人になるとすして,現状を勘案したら国内建築市場は,半分くらいになります。当然,その他は海外案件をもってこないといけない。加えて,環境保全とか,エコシステムとかいう外部環境もあるので,スクラップアンドビルドには限界があるかもしれません。そうなると,新築におけるノウハウ獲得は,外国で行うしかないわけで,日本の建築業の今後は,海外案件にどの程度あいのりして,その上で,知見をまわしていけるか,ということが大事なわけです。ですので,そのことを踏まえれば,国内大学でも,国内用半分,海外用半分くらいにクラス分けしないとニーズに対応できません。
ということを2年ほど前からいっているわけですが,動くところは少ないですねえ。どうしたものか・・・・。

・19日はIFEが来て,照射研究の状況報告。いやあ,3月にへこんだ実験ですが,奇跡の復活。こんなにうまくいってよいんだろうか,という・・・。実験データの吟味は沢山できます。乞うご期待。

・AIJの維持管理指針については,12月16日に講習会が行われました。維持管理といっても,原子力建屋の方です。考え方としてはかなり綺麗にまとまったと思いますが,今後の課題として,日本国ならではの,地震後の性能評価と維持管理というのは,大きな山場です。今後は,そちらに注力しながら,検討していこうと思います。

・26日は某大型プロジェクトの載荷試験で千葉まで行きました。非常に興味深いデータをみてしまったので,やりたいことがまた,増えてしまいました。結果が,ちゃんとパブリッシュされると良いと思います。

・11月28日は,まちとすまいの集い,ということで大学で講演会でした。1,2年生も比較的集まってくれたので,盛況でした。はじめての名大・減災館での実施でしたが,その点もよかったです。

・12月上旬は共同研究の打合せがてんこもりでした。

・12月上旬は学内の内緒会議に沢山でました。大忙しです。

・9日は関西・和歌山に高経年化火力発電所,最新の火力発電所,そして,太陽光パネル発電所の視察に伺いました。

・21日は朝から規制庁への中間報告でした。かなり中身の濃い報告ができたんじゃないかと思います。


あまり,考える時間がなかったです。そういえば,今読んでいる本は,「中国グローバル化の深層」です。翻訳書ですが,読みやすい。著者の深遠なコメントに結構,ドキっとします。日本にこんな時代はなかったんだろうな,という。
お金のある時に何もしなかったな,というのが今の感想です。


0 件のコメント:

コメントを投稿