20日は,共同研究の打ち合わせで東京に。プレキャスト部材もやるゼネコンと,材料会社との3社の共同研究のキックオフミーティング。当方のやっている実験データを元に,詳細をつめることになった。
21日は,JCIマスコン指針の講習会,東京。おかげさまで定員250名がほぼ,満杯になりました。当日は,動員もあったようだけれども。
会場が思ったよりも狭く,プロジェクターが低いなど参加された方々にはかなり窮屈な思いをさせてしまった。こういうのは,しっかり準備するのが重要かな,と思う反面,そこまで気をまわせないような感じも。
内容につきましては,会場の方からの質疑等をお待ちしております。
22日は,午前中にUFJ寄付講座で,工学院のT先生に来てもらって,講義をしてもらった。資源困窮度合いをあらかじめ価格に反映させれば,リサイクルも採算ラインにのるのでは,とも思うが,そこまで価格弾力性が無い点が問題。
材料価値を多角的に見ましょう,という授業は初心者にもとっつきやすいかも。
耐震補強もそうだけれども,ネガティブな期待感というのは経済にのってきにくい修正がある。価格があがる,っていう場合は投資資金がすぐに集まるんだけれども。
このあたりは,政府があたまをひねって,マイナスの市場のようなものを作り出す必要があるように思う。
地震保険が,保険でない(地震がくることは確実だから)のはわかるけれども・・・・。
午後は,まちとすまいの集いで,可視化ということについてのお話。自分の分野で言えば,このトピックで一般の方々にほほう,とうならせるのは結構難しい。診断技術とか非破壊分野の話になるかな。中性子の話も良いかもしれないけれども,あまり長丁場は期待できない。
日曜・月曜は,家に閉じこもった。日曜日には,新しいダイニングテーブルが我が家に来た。
月曜日は,AIJのマスコンチャートをアプリケーションにすることを考えてた。最初1年ほど前に,C#でちゃちゃっと作ったのだが,.Netフレームワークが入っていない人はインストールしないといけないので,ハードルがやや高いかな,と思ったのでどうしたものかと。Javaとかフラッシュがいいかなあ,と思ったのだが,Javaはそれはそれでインストールが必要。フラッシュも良いと思うのだが,出力まで持って行けない(Action ScriptでAPIを調べればあると思うんだけど,結構面倒くさそう)ということから,結果としてJavaScriptでやれるところまでやってみようと。
最近は,AJAXとか,JavaScriptのフレームワークがたくさん出ているので,HTML上に直接描画もかのうかなと。
そこで調べると,ws_jsgraphicというモジュールがあることを知ったので,ひとしきりこれの使い方を勉強してJavaScriptでやってみることにした。これは,すごく簡単で,便利。
ちょっとしたアプリケーションは,もはやJavaScriptで作れてしまう。最近のマシンは,メモリ・CPU速度も十分なので,そんなに気になることは少ない。
というわけで,作製したものがこちら。
最初に開くとき,チャートを描画するのに少し時間がかかるが,あとはさくさく動く。
必要なパラメータを下のテキストボックスに入力して,Calcボタンを押すと赤線でトレース線が出てきます。
出力するときには,背景も出力というチェックボックスをオンにすれば,描画された線が出力できます。
これを使う人がどれだけいるかはわかりませんが,お役に立てれば幸い。
問題点などがありましたら,メールで指摘してください。
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