現在,海外出張中です。少し時間ができたので。
1.院試
院子が無事終わりました。学生さんもみなうまくいったようで一安心です。これから卒論に向けて気合を入れていこうと思います。前期に,いくつかあたりをつける実験をやりましたが,いずれもちょっとうまくいっていません。やり方がわるいのか,それとも取り組む課題がよくないのかの判別が難しく,なかなか大きな問題でこのあたりは指導者の力量が問われていると思うのですが,判断に苦しんでます。合わせて別の方向性も同時に踏んでいき,どっちに転んでも良いようにするのがベストでしょう。
2.セメント若手の会
今年,初めてセメント若手の会に参加させていただきました。非常に興味深いお話をさせていただき,勉強になりました。セメント化学をやられている皆さんと話ができるのは非常に刺激になります。博士学生のI君も参加しましたが,ともに刺激を受けたようです。合宿形式というのは,やはり良いですね。途中N先生が変えられてしまったのは,大変残念でした。
3.AIJ大会
AIJの大会もセメント若手の会の前にありました。私は今年ははじめて構造のセッションで発表させていただきました。超高強度のところのせん断について,骨材のかみ合いの話で質問をうけて,ちょっと満足のいく回答ができなかったのは反省点です。そもそも骨材のかみ合いを考えていなかったというのもあるのですが。膨張委員会のシンポでは,もう少しこのあたりを説明したいと思います。
その他,窯業系サイディング等のセッションにも参加しました。ALCなどの研究分野と比較するとあまりメーカーの研究的なデータの蓄積が少ない感じを受けました。成分を明らかにできないのかもしれないですが,ある程度化学的な分析を網羅的にやったほうがよさそうだな,と思いました。無機系の研究者の人は関わっていないのでしょうか。
AIJ大会を学生の発表の場にするのは体験として良いと思いますが,いくらなんでも論文になっていないものを学生に発表させるのはいかがなものかと思うものがいくつかありました。既往の研究についても調査していないし,実験は失敗しているし,いくらなんでもひどすぎるかと。学生がかわいそうに思いました。それでも,責任は発表者にあるわけですが。
あのデータを引用して指針類が書かれるようになったら,建築学会の信用も揺らぎかねないと思います。
姉歯以降の問題として,建築業界に自浄能力が問われているわけですから,そのあたりはきちんとしていきたいところです。
4.海外出張
現在,海外出張中です。先日までリヨンにいました。ラファージュの中央研究所で研究発表を丸1日やってきて,かなり刺激的な一日でした。研究ディレクターの方3名もいらっしゃり,かなり値踏みされた観があります。
収縮・線膨張関係の研究については,課題は多いけども面白いアプローチだね,というような感じでした。高分子や界面化学の方などにも聞いていただき,かなり込み入ったディスカッションをさせてもらいました。今後の課題としていくつかが明確になりましたが,本気でやるにはちょっと予算がたりないな・・・,という感じです。
最近やっている(といっても外には発表してなかったのですが・・・)部材内部の性能予測については,かなり評価をしてもらえたようです。私自身は,モデリングで実務に反映させることについては,現場を与えてもらっていなかったので少し遊びのようになってしまっていた観がありましたが,ここ数年,原子力発電所などの特殊施設についての場を与えられ,モデリングについて真剣に考え始めたところだったので,非常にうれしかったです。
その他,いくつか研究室でここ半年くらいで出てきたデータなどについてもディスカッションしました。ヨーロッパで取り組んでいる人がいないテーマなので,非常に興味を持ってもらいました。JCIではそのうちいくつかは発表できたら良いなと考えています。直接黄表紙に投稿してしまうこともあるかもしれませんが。
どの分野にも,ドンぴしゃの厳しい質問をくれる人がいる環境というのは素晴らしいと思いました。こういった武者修行を他でもやった方がよいなと感じました。
最近の国際会議では,じっくりトーンを合わせてディスカッションできるテーマが少なくなっていた(最近だとICCCはもちろん素晴らしかったですが)ので,戦略を考えたいところです。
直接本人のところにいくのが一番よさそうですね。
それと,やはり共通概念・言語として熱力学についてさらに深く勉強する必要があると感じました。40までには,熱力学,界面化学の教科書をもっと読み込むことを心に決めました。さらっとよむのではなく,血肉になるようにノートを取りながら,という時間をなんとしても取ろうと思います。
5.現在
で,現在はベニスにいます。昨年ラクイラにいったのですが,今年は上の件があったのでラクイラにはいけずベニスで調査団に合流します。今日はちょうどスポットの空きだったので,あらかじめ予定していましたが,カステロベッキオにいって補修事例を調査してきました。ま,調査といっても,建物の在り方を見てきたということなんですが。
やっぱり,スカルパは良いですねえ。職人って感じがします。日本だと谷口吉生になるんですかねえ。写真は次に掲載します。
8/17/2011
お盆
夏の間は,比較的時間を好きにつかえる。授業がないからだ。今やるべきことは,過去のデータの再整理,プログラムの再チェック,自分の知識が十分で無い部分の教科書の再読,海外論文投稿のための過去の文献サーベイ,といったところ。
文献については,S.T.さんの文献を幸いにも譲っていただいたので,すこしづつ,移動の時間を使って読んでいる。水分の分野は,本当に他分野と広くつながっており,重要な論文が各分野に散らばっている。これを丁寧に読み取っていく作業は,結局のところ,いかに時間を費やしたかにかかっている。しかも,いくらよんでも,その隅々の重要性をこぼれず理解していく,というのが難しい。
セメント・コンクリートの分野であっても,読み直すと,ああ,この人は実験でここをすごくくろうして,それでここにこういうことを書いているんだな,というのがわかったりするが,これは,もう,本当にしょうがない。
久しぶりに読んでいると,こんなことがこんな片隅に書いてあった,というのは,結局自分に知見が蓄えられてないと発見できない。文献の読み込みは,本当に難しく,一度読みばよいということではない。
最近の事例。水蒸気吸着や長さ変化等温線の研究で有名なRoperがPCAで骨材の収縮研究をしていたのは,最近の骨材の研究をやっていた人としては常識だろう。彼の論文を読んでいくと,骨材の収縮研究は,南アフリカで骨材収縮に起因する過大な変形や破壊があったからだと書いている。垂井橋の様な事例は日本の特殊事例ではなくて,アメリカもまたその道をとおってきているのだが,それを我々が受け継ぎわすれただけのようだ・・・。
やれやれ。こういうの,最初読んだときなんて興味もなくてスルーだった。垂井の話の時に,この話を持ち出せたら格好よかっただろうに。
お盆は,子供とふれあう時間が少しだけ多くとれる。8月上旬には,2歳半の長男と名古屋市科学館に行った。今,恐竜展をやっているのだ。中国から化石類をもちこんでいるが,25mくらいの首長竜の模型(骨模型だと思う。)があって,なかなか壮観だ。子供は,怪獣がいるといって怖がっていたが,ホネホネロック(古い!)がいるよ,といったら入っていった。すごいねぇ,すごいねぇを連発してた。家に帰ったら,首が長くて変な怪獣がいるんだよ,としきりに妻に力説していた。なんでたおれないんだろうねえ,という考察はすばらしいと思った。たしかに,あの首の長さで倒れないのは不思議だ。
その他に,科学館にはいろいろ自然科学現象を利用した,手に触れられるギミックがたくさん展示してある。これも非常に楽しんだ。消防車のシミュレーションもあって,息子は運転を試みた。最後の最後で,火事場を前に右折してしまって,ゲームオーバー。なんだか呆然としていたが,悔しい気持ちはあったみたいだ。また,挑戦しよう。
Facebook上で高校の友人連の動きがよくわかる。その中の一人が,ゴルフ好きがゴルフと釣り好きに変わっていて,毎食,食事の写真をアップしている。どれもうまそうだ。どうも,自分で捌いて料理しているらしい。昔,友澤・野口研で戸田寮にいって海釣りしたことが懐かしく思い出された。あの戸田寮は,どうも,年を重ねるとますますすばらしい思い出に変わってくる。私もああいう経験を学生としなくちゃいけないな。
話がずれた。で,刺激をうけて,久しぶりに烏賊の塩辛をつくってみた。子供は捌くのを横でみていた。肝を塩につけるのだが,塩の量が多すぎて少し塩辛くなりすぎた。サワークリームとあえると結構いける。次,作るときは減塩レシピで頑張ってみよう。
文献については,S.T.さんの文献を幸いにも譲っていただいたので,すこしづつ,移動の時間を使って読んでいる。水分の分野は,本当に他分野と広くつながっており,重要な論文が各分野に散らばっている。これを丁寧に読み取っていく作業は,結局のところ,いかに時間を費やしたかにかかっている。しかも,いくらよんでも,その隅々の重要性をこぼれず理解していく,というのが難しい。
セメント・コンクリートの分野であっても,読み直すと,ああ,この人は実験でここをすごくくろうして,それでここにこういうことを書いているんだな,というのがわかったりするが,これは,もう,本当にしょうがない。
久しぶりに読んでいると,こんなことがこんな片隅に書いてあった,というのは,結局自分に知見が蓄えられてないと発見できない。文献の読み込みは,本当に難しく,一度読みばよいということではない。
最近の事例。水蒸気吸着や長さ変化等温線の研究で有名なRoperがPCAで骨材の収縮研究をしていたのは,最近の骨材の研究をやっていた人としては常識だろう。彼の論文を読んでいくと,骨材の収縮研究は,南アフリカで骨材収縮に起因する過大な変形や破壊があったからだと書いている。垂井橋の様な事例は日本の特殊事例ではなくて,アメリカもまたその道をとおってきているのだが,それを我々が受け継ぎわすれただけのようだ・・・。
やれやれ。こういうの,最初読んだときなんて興味もなくてスルーだった。垂井の話の時に,この話を持ち出せたら格好よかっただろうに。
お盆は,子供とふれあう時間が少しだけ多くとれる。8月上旬には,2歳半の長男と名古屋市科学館に行った。今,恐竜展をやっているのだ。中国から化石類をもちこんでいるが,25mくらいの首長竜の模型(骨模型だと思う。)があって,なかなか壮観だ。子供は,怪獣がいるといって怖がっていたが,ホネホネロック(古い!)がいるよ,といったら入っていった。すごいねぇ,すごいねぇを連発してた。家に帰ったら,首が長くて変な怪獣がいるんだよ,としきりに妻に力説していた。なんでたおれないんだろうねえ,という考察はすばらしいと思った。たしかに,あの首の長さで倒れないのは不思議だ。
その他に,科学館にはいろいろ自然科学現象を利用した,手に触れられるギミックがたくさん展示してある。これも非常に楽しんだ。消防車のシミュレーションもあって,息子は運転を試みた。最後の最後で,火事場を前に右折してしまって,ゲームオーバー。なんだか呆然としていたが,悔しい気持ちはあったみたいだ。また,挑戦しよう。
Facebook上で高校の友人連の動きがよくわかる。その中の一人が,ゴルフ好きがゴルフと釣り好きに変わっていて,毎食,食事の写真をアップしている。どれもうまそうだ。どうも,自分で捌いて料理しているらしい。昔,友澤・野口研で戸田寮にいって海釣りしたことが懐かしく思い出された。あの戸田寮は,どうも,年を重ねるとますますすばらしい思い出に変わってくる。私もああいう経験を学生としなくちゃいけないな。
話がずれた。で,刺激をうけて,久しぶりに烏賊の塩辛をつくってみた。子供は捌くのを横でみていた。肝を塩につけるのだが,塩の量が多すぎて少し塩辛くなりすぎた。サワークリームとあえると結構いける。次,作るときは減塩レシピで頑張ってみよう。
8/05/2011
耐久性力学ワークショップ
8月1日には,耐久性力学ワークショップが行われた。収縮が構造性能(およびその他の性能)にどういった影響を及ぼすかということについてを主眼において話題提供を募った。
建築側では,剛性低下とか副次的に現れる強制変位の問題などが指摘された。付着の問題も表面的には出てくるんだが,実際にはせん断補強筋も入ってくるのでどうなるかはわからない。
しかし,超高強度コンクリートのかぶりの剥落には,かなり自己収縮が影響していると考えられる。根拠は,鉄筋周囲のひび割れと,自己収縮+荷重+クリープ変形によって生じる過剰な鉄筋のひずみである。異形鉄筋だからこそ出てくる問題なのかも。
建築の柱や壁などでは,収縮があったとしても耐力はほとんど変化しない。土木の鉄筋比の条件だと,耐力(あるいはせん断ひび割れ発生耐力)は小さくなるようだ。しかし部材としては,Vc+Vsで耐力全体を議論した方がよいようにも思うので気にはなっている。が,土木の鉄筋比~建築の鉄筋比の間に収縮が影響を及ぼす範囲が存在するようなので,そのあたりをちゃんとやるのは今後の課題だろう。
はりでせん断補強筋込みで,補強筋量をパラメータにした実験を行うべきだな。
あるいは中立軸位置でせん断ひび割れの方向が変化するのだから,圧縮鉄筋比と引張鉄筋比のバランスをパラメータにした実験も土木の場合大事だろうな。建築の場合は対称なので,逆に言うと影響が出にくく主応力の問題だけに帰着される,ということだろう。スケールエフェクトは,土木ほど,利用されている部材に無いし。
建築側では,剛性低下とか副次的に現れる強制変位の問題などが指摘された。付着の問題も表面的には出てくるんだが,実際にはせん断補強筋も入ってくるのでどうなるかはわからない。
しかし,超高強度コンクリートのかぶりの剥落には,かなり自己収縮が影響していると考えられる。根拠は,鉄筋周囲のひび割れと,自己収縮+荷重+クリープ変形によって生じる過剰な鉄筋のひずみである。異形鉄筋だからこそ出てくる問題なのかも。
建築の柱や壁などでは,収縮があったとしても耐力はほとんど変化しない。土木の鉄筋比の条件だと,耐力(あるいはせん断ひび割れ発生耐力)は小さくなるようだ。しかし部材としては,Vc+Vsで耐力全体を議論した方がよいようにも思うので気にはなっている。が,土木の鉄筋比~建築の鉄筋比の間に収縮が影響を及ぼす範囲が存在するようなので,そのあたりをちゃんとやるのは今後の課題だろう。
はりでせん断補強筋込みで,補強筋量をパラメータにした実験を行うべきだな。
あるいは中立軸位置でせん断ひび割れの方向が変化するのだから,圧縮鉄筋比と引張鉄筋比のバランスをパラメータにした実験も土木の場合大事だろうな。建築の場合は対称なので,逆に言うと影響が出にくく主応力の問題だけに帰着される,ということだろう。スケールエフェクトは,土木ほど,利用されている部材に無いし。
8/04/2011
SSH
昨日は,スーパーサイエンスハイスクールの学生さんが,名大にきて建築とか防災について学んでいきました。
私は,構造設計と材料性能,という形で力の流れと材料性能の話をしました。極簡単に。
午後は,水セメント比の異なるモルタルの流動性と強度試験をやって,コンクリートは材料を設計しながらつかうものだ,ということを感覚的に勉強してもらいました。
本当は,レポートを書いてもらいたかったんだけど,時間オーバーでした。読み間違い・・・。
最後に180MPa級の超高強度コンクリートの圧縮試験で爆裂する様子をみてもらいました。学生の一人は携帯で動画撮影していて,なかなか良い映像がとれていた。
結構,みな,いろいろ駆使してるな,と感心した。
私は,構造設計と材料性能,という形で力の流れと材料性能の話をしました。極簡単に。
午後は,水セメント比の異なるモルタルの流動性と強度試験をやって,コンクリートは材料を設計しながらつかうものだ,ということを感覚的に勉強してもらいました。
本当は,レポートを書いてもらいたかったんだけど,時間オーバーでした。読み間違い・・・。
最後に180MPa級の超高強度コンクリートの圧縮試験で爆裂する様子をみてもらいました。学生の一人は携帯で動画撮影していて,なかなか良い映像がとれていた。
結構,みな,いろいろ駆使してるな,と感心した。
8/03/2011
中3理科の教科書
理学・地質学系の人と同位体分析を用いた中性化プロセスの研究をはじめて3年たつ。その間,いろんなところで発表させていただいたが,教科書を執筆する人と,名大・理学側の人のやりとりのおかげで,コンクリートの中性化現象が酸アルカリの項目のトピックで採用されることになった(らしい。)
少しでも興味持ってくれるとよいなあ。
建築とかインフラとかの耐久性,維持管理くらいまで気にしてくれる子が増えると大いにうれしい。
少しでも興味持ってくれるとよいなあ。
建築とかインフラとかの耐久性,維持管理くらいまで気にしてくれる子が増えると大いにうれしい。
7/26/2011
FBとか
どういう理由だかは,忘れてしまったがFacebookなるものを使い始めたところ,ブログに書こうという意志はあまりなくなってしまった。
意志,というかまとまったコンテンツが無い,ということなのかもしれない。
友人が大学で情報系の教員をしているが,彼のウェブページは,かなりの頻度でアップされている上に,有益な情報が多い。
私は果たして有益な情報を埋めていないのではないか,と自問自答する毎日だ。
忙しい忙しい,というのは,もっと忙しい人がいるので言うのをやめた。時間マネジメントが出来ていないだけなので。
ただ,残念ながらお誘いいただいた会合にでれないとか,日程が合わないことが多くなってはきているので,そのあたりはご容赦いただきたい。JCIのすべての日程で参加したかったが,結局,司会の中日だけの日帰り参加だった。質問したい論文が何個もあったけれども,結局,参加できずだった。
懇親会でも,会いましょうといっていただける人が数人いらっしゃったが,残念ながら出席できず,でした。どうもすみません。
FacebookというのはMixiの親戚みたいなものだが,書き込みが楽になっているのでスマートフォンを利用している人とは相性がいいらしい。情報の即時性は非常に高く,時として有益な情報共有の場になるのを実感した。
書き込みに応答があるのも,それなりに好まれる理由だろう。
よくよく考えると,ブログといっしょで,異なるジャンルのコネクションの人に対して情報発信するというのは,結構頭が痛い。結局日常のことになってしまうことなったりするので,業界の人と情報共有するというのから遠ざかる傾向になる。
その点,Google+はこういった情報発信に方向性を持たせることができるそうなので,もし,利用可能になったら研究室全体でGoogle+に移行することになりそうだ。閉じた社会での即時情報発信は,非常に有益と思う。学生には刺激が多くてよいんじゃないか。
4月から,日経新聞を研究室で取り始めた。学生はどれくらいがケアしているかはわからないが,日々,建築業界のニュースが掲載されているので,それらを一通りみていると,1,2ヶ月でトレンドがわかるようになる。そのトレンドに副次して,政治,経済も急所がわかってくるので,それを体験してもらおうと思ったのだが,まずは意識改革が必要そうだ。
2週間に一度くらい,頭の整理を含めて,世相をコンパクトに整理したメールニュースを研究室に流す。どれだけ適切かはわからないが,これくらいは理解してほしいというポイントを紹介している。親切すぎるな,とも思う。
8月第一週はスーパーサイエンスハイスクールの学生が名大に来る。高校生を教えるなんていうのは,大学の時の塾講師とか家庭教師以来だけども,建築とか材料のおもしろさをどれだけ伝えられるかにチャレンジしたい。研究ネタで笑わせられたら,自分の中で合格にしたいと考えている。
意志,というかまとまったコンテンツが無い,ということなのかもしれない。
友人が大学で情報系の教員をしているが,彼のウェブページは,かなりの頻度でアップされている上に,有益な情報が多い。
私は果たして有益な情報を埋めていないのではないか,と自問自答する毎日だ。
忙しい忙しい,というのは,もっと忙しい人がいるので言うのをやめた。時間マネジメントが出来ていないだけなので。
ただ,残念ながらお誘いいただいた会合にでれないとか,日程が合わないことが多くなってはきているので,そのあたりはご容赦いただきたい。JCIのすべての日程で参加したかったが,結局,司会の中日だけの日帰り参加だった。質問したい論文が何個もあったけれども,結局,参加できずだった。
懇親会でも,会いましょうといっていただける人が数人いらっしゃったが,残念ながら出席できず,でした。どうもすみません。
FacebookというのはMixiの親戚みたいなものだが,書き込みが楽になっているのでスマートフォンを利用している人とは相性がいいらしい。情報の即時性は非常に高く,時として有益な情報共有の場になるのを実感した。
書き込みに応答があるのも,それなりに好まれる理由だろう。
よくよく考えると,ブログといっしょで,異なるジャンルのコネクションの人に対して情報発信するというのは,結構頭が痛い。結局日常のことになってしまうことなったりするので,業界の人と情報共有するというのから遠ざかる傾向になる。
その点,Google+はこういった情報発信に方向性を持たせることができるそうなので,もし,利用可能になったら研究室全体でGoogle+に移行することになりそうだ。閉じた社会での即時情報発信は,非常に有益と思う。学生には刺激が多くてよいんじゃないか。
4月から,日経新聞を研究室で取り始めた。学生はどれくらいがケアしているかはわからないが,日々,建築業界のニュースが掲載されているので,それらを一通りみていると,1,2ヶ月でトレンドがわかるようになる。そのトレンドに副次して,政治,経済も急所がわかってくるので,それを体験してもらおうと思ったのだが,まずは意識改革が必要そうだ。
2週間に一度くらい,頭の整理を含めて,世相をコンパクトに整理したメールニュースを研究室に流す。どれだけ適切かはわからないが,これくらいは理解してほしいというポイントを紹介している。親切すぎるな,とも思う。
8月第一週はスーパーサイエンスハイスクールの学生が名大に来る。高校生を教えるなんていうのは,大学の時の塾講師とか家庭教師以来だけども,建築とか材料のおもしろさをどれだけ伝えられるかにチャレンジしたい。研究ネタで笑わせられたら,自分の中で合格にしたいと考えている。
7/09/2011
ICCC雑感
・次回ICCCは北京となった。4回目の挑戦で,やっと獲得した。共産党の幹部が来て挨拶をした。世界の半分を生産しているのだから,という声もあったが,ICCCを中国でやることの不安は,誰しもにもある。たとえば,みんな学生が発表したら?とか。ISCCと一緒になってしまったら?とか。そんなことだ。
・グラッサー博士は80を超えても,まだ,中心で牛耳っている。ICCCの常設委員会の設立が打診された。別に悪いとは思わないけれども,これも次回ICCC対策としての布石かもしれないし,今回のスペインの管理が非常にまずかったことも要因かもしれない。今回,発表がスペイン語,というのが平気でなされていた。私はCONSECのメキシコ大会でおなじようなことに遭遇したので比較的免疫があったが,ICCCでそれは,失礼だという意見が多数を占めていた。皆,中国語で発表したらどうなるんだろう,とは皆思ったろう。
・アバディーン大学関係者が業界を牛耳りつつあり,それがCCRの編集方針などにも反映されつつある。敵対するデータが掲載されにくいことがあったという意見も聞いたり。(とは言っても,片方の意見ばかりに与するのは良くないので,あくまでも意見だ。)CCRは完全にセメント化学・サイエンスよりになっており,コンクリートの方は切り捨てる可能性もありそうだ。(アルカリ骨材反応があるので,そうでもないかな?)
・熱力学平衡計算に関するおおよそのデータが網羅されたこともあり,材料開発への道筋がおおむねとれたといえる。今回の発表は,それが色濃く出された。おそらく今回,一番インパクトがあったのは,デンマークのD. Herfort博士らの出した,セメントに石灰石と焼成粘土を組み合わせた場合の強度比較データであろう。アルミネート系の水和でカーボネートができるが,カーボネートはかなり空隙を閉鎖する効率が高い。これを焼成したメタカオリンを用いて強度設計するという論文が出された。実は,これと同じ事を太平洋セメントの平尾博士,山田博士らの出していて,高炉セメント+石灰石とかエコセメント+石灰石などアルミが多い系でのカーボネート系の強度と相組成の関係を出している。ACTに星野氏が筆頭でリートベルト解析の論文を書いているが,これにはヘミカーボネート,モノカーボネートがちゃんと含まれており,布石が打たれている。ところが,業界的にはこの業績は,D.Herfort博士のものになりそうだ。これをバックアップするのが熱力学平衡計算であり,これを用いたような後追い論文がいくつか出されていた。
・今後,熱力学平衡計算は,材料をやる人間としては避けてはならないツールだろう。なにしろデータベースもそろっているので,系の組成を知る上でも簡単きわまりない。(といっても,検証が十分とは思えないが。)建築材料でも同様と思われる。
・一方,太平洋セメントの細川氏は熱力学平衡計算に物質移動計算を連成し,すでに時間・空間的な問題についても検討を行っている。この点は,大きくヨーロッパに先んじている点であり,日本としては誇らしい点だと思う。
・今後,研究としては,速度論の問題を取り扱う必要があるだろう。前回のモントリオール大会では,山田博士らと共著で,エーライト・ビーライトの反応速度が高い相互依存性があることを実験的に示し,水和反応モデルに組み込んだ事例を示したが,今年のICCCでは,エーライトとビーライトとの反応速度相互依存性は,当たり前の状態になっていた。あのとき,ちゃんと動いてジャーナルにしておかなかったのが悔やまれる。今後,液相を含めたアルミネートの依存性なども評価されると考えられる。一方で,山田博士の招待論文発表でも示されたように,同じ化学組成でも粉砕温度によって流動性が大きく異なる,すなわち,アルミネートの反応速度などが異なっている,という事例にも見られるように,速度論には大きな壁がある。
ちなみに,私の研究室では,1990年代の水和データ,たとえば,断熱温度上昇曲線のデータなどを参考に,2005年前後のセメントの水和反応から追随できるかを検討した結果,反応速度はまったく異なっているということが明らかになっている。原料に多様な副産物を利用された結果,微量成分が反応速度にも大きく影響している状況証拠と我々は考えている。しかし,なぜJCIマスコン指針2008で問題が顕在化しなかったかは,謎が残るところである。技術資料データも相当に古いのだろうか。
・今回の発表では,ジオポリマーも非常に大きな領域になっているが,いずれも横並びで今後,どのように展開されるのかが楽しみな領域である。東工大のS先生にも教えてもらったが,摩擦,水流などに弱いということらしいので,用途はかなり限定されるのではないかと考えられる。
・全体的に言えることはヨーロッパの主要チーム以外のデータというのは,後追いが多いのと,実験に信頼性が伴っているか疑問符がつく点がある。国の事情で必要な研究なのかもしれないが,今後も増えるこういったデータを学問上,どのように扱っていくかということは重要だ。セメントのキャラクタライゼーションがさらに高度化され,すくなくともセメントの特性だけが厳密に抽出されているのであれば,それは後から,大きな財産になるような気がするが,物性や反応に必要な特性がなにか,というのも含めて途上であるので,実際のところ難しい。大がかりな予算を組んで実験する場合には,一袋くらい,将来のためにどこかで冷凍すると良いかもしれない。
・今後,日本にも標準セメントなど基準となるセメントが必要だ。JISも変わり続けていくなかで,研究のベースとすべきセメントを軸に物事を考えていかないと,後戻りができなくなる。将来にわたってコンクリート産業を支えるという意味で,セメント協会には,是非,その点を期待したい。
・グラッサー博士は80を超えても,まだ,中心で牛耳っている。ICCCの常設委員会の設立が打診された。別に悪いとは思わないけれども,これも次回ICCC対策としての布石かもしれないし,今回のスペインの管理が非常にまずかったことも要因かもしれない。今回,発表がスペイン語,というのが平気でなされていた。私はCONSECのメキシコ大会でおなじようなことに遭遇したので比較的免疫があったが,ICCCでそれは,失礼だという意見が多数を占めていた。皆,中国語で発表したらどうなるんだろう,とは皆思ったろう。
・アバディーン大学関係者が業界を牛耳りつつあり,それがCCRの編集方針などにも反映されつつある。敵対するデータが掲載されにくいことがあったという意見も聞いたり。(とは言っても,片方の意見ばかりに与するのは良くないので,あくまでも意見だ。)CCRは完全にセメント化学・サイエンスよりになっており,コンクリートの方は切り捨てる可能性もありそうだ。(アルカリ骨材反応があるので,そうでもないかな?)
・熱力学平衡計算に関するおおよそのデータが網羅されたこともあり,材料開発への道筋がおおむねとれたといえる。今回の発表は,それが色濃く出された。おそらく今回,一番インパクトがあったのは,デンマークのD. Herfort博士らの出した,セメントに石灰石と焼成粘土を組み合わせた場合の強度比較データであろう。アルミネート系の水和でカーボネートができるが,カーボネートはかなり空隙を閉鎖する効率が高い。これを焼成したメタカオリンを用いて強度設計するという論文が出された。実は,これと同じ事を太平洋セメントの平尾博士,山田博士らの出していて,高炉セメント+石灰石とかエコセメント+石灰石などアルミが多い系でのカーボネート系の強度と相組成の関係を出している。ACTに星野氏が筆頭でリートベルト解析の論文を書いているが,これにはヘミカーボネート,モノカーボネートがちゃんと含まれており,布石が打たれている。ところが,業界的にはこの業績は,D.Herfort博士のものになりそうだ。これをバックアップするのが熱力学平衡計算であり,これを用いたような後追い論文がいくつか出されていた。
・今後,熱力学平衡計算は,材料をやる人間としては避けてはならないツールだろう。なにしろデータベースもそろっているので,系の組成を知る上でも簡単きわまりない。(といっても,検証が十分とは思えないが。)建築材料でも同様と思われる。
・一方,太平洋セメントの細川氏は熱力学平衡計算に物質移動計算を連成し,すでに時間・空間的な問題についても検討を行っている。この点は,大きくヨーロッパに先んじている点であり,日本としては誇らしい点だと思う。
・今後,研究としては,速度論の問題を取り扱う必要があるだろう。前回のモントリオール大会では,山田博士らと共著で,エーライト・ビーライトの反応速度が高い相互依存性があることを実験的に示し,水和反応モデルに組み込んだ事例を示したが,今年のICCCでは,エーライトとビーライトとの反応速度相互依存性は,当たり前の状態になっていた。あのとき,ちゃんと動いてジャーナルにしておかなかったのが悔やまれる。今後,液相を含めたアルミネートの依存性なども評価されると考えられる。一方で,山田博士の招待論文発表でも示されたように,同じ化学組成でも粉砕温度によって流動性が大きく異なる,すなわち,アルミネートの反応速度などが異なっている,という事例にも見られるように,速度論には大きな壁がある。
ちなみに,私の研究室では,1990年代の水和データ,たとえば,断熱温度上昇曲線のデータなどを参考に,2005年前後のセメントの水和反応から追随できるかを検討した結果,反応速度はまったく異なっているということが明らかになっている。原料に多様な副産物を利用された結果,微量成分が反応速度にも大きく影響している状況証拠と我々は考えている。しかし,なぜJCIマスコン指針2008で問題が顕在化しなかったかは,謎が残るところである。技術資料データも相当に古いのだろうか。
・今回の発表では,ジオポリマーも非常に大きな領域になっているが,いずれも横並びで今後,どのように展開されるのかが楽しみな領域である。東工大のS先生にも教えてもらったが,摩擦,水流などに弱いということらしいので,用途はかなり限定されるのではないかと考えられる。
・全体的に言えることはヨーロッパの主要チーム以外のデータというのは,後追いが多いのと,実験に信頼性が伴っているか疑問符がつく点がある。国の事情で必要な研究なのかもしれないが,今後も増えるこういったデータを学問上,どのように扱っていくかということは重要だ。セメントのキャラクタライゼーションがさらに高度化され,すくなくともセメントの特性だけが厳密に抽出されているのであれば,それは後から,大きな財産になるような気がするが,物性や反応に必要な特性がなにか,というのも含めて途上であるので,実際のところ難しい。大がかりな予算を組んで実験する場合には,一袋くらい,将来のためにどこかで冷凍すると良いかもしれない。
・今後,日本にも標準セメントなど基準となるセメントが必要だ。JISも変わり続けていくなかで,研究のベースとすべきセメントを軸に物事を考えていかないと,後戻りができなくなる。将来にわたってコンクリート産業を支えるという意味で,セメント協会には,是非,その点を期待したい。
6/16/2011
石膏ボードを土地に撒いてる
地盤改良でやっているところがあったり、そういう論文を投稿している人もいる。
自分で手を動かしていないので、なんともいえないですが、硫酸劣化の事例も日本でも報告されるようになってきたわけだし、もう少し、調査して善し悪し判断した方がよいのではないかな。
自分で手を動かしていないので、なんともいえないですが、硫酸劣化の事例も日本でも報告されるようになってきたわけだし、もう少し、調査して善し悪し判断した方がよいのではないかな。
感動した:Excelで別ウィンドウ
なんで、できないんだ~~~~といつも苦悶しておりましたが、
http://bizmakoto.jp/bizid/articles/1106/09/news029.html
こういうのがあるそうです。
FaceBookで教えてもらった。
いやあ、すばらしい。
http://bizmakoto.jp/bizid/articles/1106/09/news029.html
こういうのがあるそうです。
FaceBookで教えてもらった。
いやあ、すばらしい。
6/09/2011
自己治癒コンクリートシンポ
今日は,JCIの委員会 自己治癒コンクリートに関するシンポジウムが生産研で行われた。家族が風邪で倒れていて,少し遅刻してしまった。
今日の論文発表では,いくつも面白い研究が発表されていた。人工軽量骨材に薬を入れる物の評価は,非常に丁寧で良いデータが出ていたと思う。薬自体には,いろいろ課題はあるとはおもうが。
五十嵐先生のチームの発表で,割裂引張強度の50%までの応力を再度,載荷すると割裂強度が低下するというデータは,ちょっと衝撃だった。そういうこともあるかな,とは思うのだけど,国枝先生のチームの破壊エネルギー試験の際に現れる,曲げ引張強度では,あまりそういうことは見られない。五十嵐先生に聞くと直接引張強度でもそういった事例があって,テクニオンでやっていた,とおっしゃっていた。
非常に興味深い現象だ。
剛性が低下するのはわかるんだが,強度も落ちてしまうのだろうか?
今日の論文発表では,いくつも面白い研究が発表されていた。人工軽量骨材に薬を入れる物の評価は,非常に丁寧で良いデータが出ていたと思う。薬自体には,いろいろ課題はあるとはおもうが。
五十嵐先生のチームの発表で,割裂引張強度の50%までの応力を再度,載荷すると割裂強度が低下するというデータは,ちょっと衝撃だった。そういうこともあるかな,とは思うのだけど,国枝先生のチームの破壊エネルギー試験の際に現れる,曲げ引張強度では,あまりそういうことは見られない。五十嵐先生に聞くと直接引張強度でもそういった事例があって,テクニオンでやっていた,とおっしゃっていた。
非常に興味深い現象だ。
剛性が低下するのはわかるんだが,強度も落ちてしまうのだろうか?
6/05/2011
実験室など
実験室は,引越後,材料分が少し小さくなったので,かなりのものを廃棄処分することになった。すでに昔の建屋から出るときにも周囲の方々に連絡して,利用可能なものは引き取っていただいたのだが,戻ってきて,さらに,というのは困惑した。ミキサーも,案外面積を食うので,3台あったものから,1台は屋外保管になってしまった。
その他,流動性関係の実験機器などもいくつか,廃棄処分になった。もったいない・・・。
その他,移動によって動かなくなったものもあったりで,かなりメンテナンスが必要だ。今月末までには,なんとか,コンクリート練りができるような状況にもっていきたいところだ。
一方,この5年ほど,データをとりまくってきたので,そろそろ解析関係を本腰を入れようと考えている。設計にまで反映させないと,その重要性を理解してもらえないからだ。
4年生には,90年代以降の,比較的有名な論文を渡して,論文に記載されているモデルを実際にプログラム化して評価するような課題を与えている。論文を読んでコードまで落とすと,何が記載されていて,何が記載されていないか,その論文は本当に正しいかが,よくわかるからである。
中性化関係では,某有名論文が明らかに解が出てこない手法を示していて,私は広大の時にそれを知ったのだけれども,4年生はちゃんとそれを指摘しできた。その他,力学関係については,プレストレスに関するクリープ解析上の問題も,どうにか気づいたようだ。なんとなく,上の学生が最新のデータを,下の学生が解析の厚みを増してくれている現状の研究室は,少しづつではあるが,レベルが上がっているような気がしてうれしい限りである。
全員が全力疾走できる環境づくりを今年もがんばっていきたいと,あらためて思った。
その他,流動性関係の実験機器などもいくつか,廃棄処分になった。もったいない・・・。
その他,移動によって動かなくなったものもあったりで,かなりメンテナンスが必要だ。今月末までには,なんとか,コンクリート練りができるような状況にもっていきたいところだ。
一方,この5年ほど,データをとりまくってきたので,そろそろ解析関係を本腰を入れようと考えている。設計にまで反映させないと,その重要性を理解してもらえないからだ。
4年生には,90年代以降の,比較的有名な論文を渡して,論文に記載されているモデルを実際にプログラム化して評価するような課題を与えている。論文を読んでコードまで落とすと,何が記載されていて,何が記載されていないか,その論文は本当に正しいかが,よくわかるからである。
中性化関係では,某有名論文が明らかに解が出てこない手法を示していて,私は広大の時にそれを知ったのだけれども,4年生はちゃんとそれを指摘しできた。その他,力学関係については,プレストレスに関するクリープ解析上の問題も,どうにか気づいたようだ。なんとなく,上の学生が最新のデータを,下の学生が解析の厚みを増してくれている現状の研究室は,少しづつではあるが,レベルが上がっているような気がしてうれしい限りである。
全員が全力疾走できる環境づくりを今年もがんばっていきたいと,あらためて思った。
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