奥の間
このブログは,研究者丸山一平が作製しているものです。 このブログの内容は,私的な立場からのメッセージであるとともに,備忘録も兼ねています。組織の意見とは異なりますので,よろしくお願いします。
6/21/2012
査読
今月は,国内大会のための論文4本,JSCE論文1本,JDR論文1本を査読しました。今月は平均よりも少し多いです。日本語だけなら楽なんだけども。
これで手持ちのものは
終了です。
来週からの海外出張前に大物の書類作成が突如ふってきて,
あたふたしています。午前中は図書館で資料探しになりそう。出張
前に学生の進捗状況も総括しておかなくては。
実験はやればやるほどうまくいくいって,仮説が立証されていくと
きと,やればやるほど混乱して,サンプルが悪いのか,実験の精度
の問題なのか,攻め方が悪いのか,もうわけがわからない時があり
ます。後者の時間を学生と共有するほど,学生は育っていくような
気がします。仮説を再構築するために論文を学生が楽しく読みこめ
るようになれば,一人前ではないかと。
6/03/2012
最近はやりの・・・。
橘玲
氏,というわけでもないけれども,全体の資産から考えると,国立大学法人に所属する私というのは,ポートフォリオが日本に偏り過ぎている。最近の給与削減の件でも,やっぱりそういうことだなあ,と思う。
自分の可能性というのを再確認したいとも思ったので,東京出張中に異業種に進んだ友人達と積極的に時間をとって話をした。別に明確な意志というものは無いので,その場その場でのディスカッションも成り行き次第だったわけだが,ちょっと話題としては面白いトピックだな,というのがあって,ここに書こうかと思ったのだが,文章を書いたところで,なんか,後半部分が消えてげんなり,というのが今の状況。
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6/02/2012
5/30
5/30は,建築学会賞の受賞式でした。さすがに,年齢が低かったため,周囲にはまったく友人とも有べき人がおらず,浮いていました。下手すりゃ,ボーイ扱いです。
会場では,奇遇にも前には川口先生(構造),左に伊藤先生(歴史)がいらしゃって,伊藤先生には顔を認識してもらえたので,少し緊張が取れました。
恩師の友沢先生は,名誉会員になられたということで,ご列席されておられました。
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5/29~5/31
5/29~31はセメント技術大会がありましたので,29日の授業後,東京に移動しました。
セメント技術大会では,その他のプロジェクト関係の打ち合わせもあって,セッションを多く聞くことができませんでしたが,いくつかの点で興味深い発表がありました。
一方で,検討の精度,背景,目的などがミスマッチなもの,過去のサーベイが十分ではないもの,イントロ自体が盗作のものなど,困ったものを散見しました。
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PLiM関係
ソルトレークで行われた国際会議では,日本の関係者の皆様には,大変お世話になりました。
非金属系のセッションでの発表でしたが,存外,聴講者が多くて驚きました。全体的な興味は少ないのでは,といったコメントも聞いていたのですが。
アメリカでは,最近はアルカリ骨材反応に関して,大きな注目を集めているようです。フランスでは,DEFが注目されておりますが。最近でも,原子力発電所施設のコンクリートにおいて,問題が生じた事例が招待講演などで紹介されていました。
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