18-20 室蘭工大の濱先生のところに、研究に関するディスカッションをしに伺う。濱先生のところには、最近着任した岸本先生もいて、水分関係のことがディープに議論できるかと。それぞれの研究的背景をしょっているところもあって、かみ合わない部分もあったが、濱先生が最近検討されている、凍害についてのアプローチは大変理にかなったもので得心がいった。凍害については、個人的に強く確信しているところがあって、その点、濱先生との話に矛盾がなかったので、実験派の濱先生の結論なら、まず間違いはないかなあ、と思った次第。DSCによる凍結量評価は、相当に難しいし、うまく値がでないというアドバイスをもらう。
凍結量評価はやはり電極法になるのかな。
21-23 休日だが、すべて大学で時間を費やす。JCI混和材委員会での発表用スライドの整理、これから3月までに書く論文の題目決めと目次の作製と連名者の検討、消耗品の発注、学生の実験結果の確認と今後の実験計画の漏れの有無の確認、10月からの授業に関する準備、G-COEに関する環境関連の本の通読、などなど。3月まで時間がとれて順調なら、5,6本は書いておきたいところ。そろそろ黄表紙の英文化を検討していかないと、陳腐化してしまうなあ。JCI年次の投稿項目も考えていかないと。
24 JCI混和材委員会。小型の拘束試験機の結果がキャリブレーション、物品納品の遅れからうまくデータが出せていなかったので、収縮理論に関するプレゼンを主軸に。分離圧、やはり理解してもらえないなあ。大分書き下したんだけども。反省です。11月に掲載される黄表紙の解説を読んでもらうともう少しわかりやすくなるのでは、と期待する次第。
25 M野先生等と勉強会。ちょっと自分の勉強不足について大いに反省。いくつかリーズナブルな仕事をしていただける業者を紹介していただいた。
26-27 家で作業。
28-29 333委員会。あいかわらず面子が濃い、刺激のある委員会。混和材のデータ等々で示唆的な値が出ている。やはり同一のデータからでも解釈がいろいろあるのでおもしろいところ。自分のところのデータは追試もしているし、再現性・精度ともに確認しているので、有る範囲の確度は高いと思っているので、それらに矛盾している点がなんなのかは、追々考えて行きたい。どういう実験条件でこうなるのか、とか。
しかし、高炉スラグ微粉末って各成分比例して溶解しているようには思えないけど、どうなっているんでしょうかねえ。
その後、JCI自己修復委員会へ。個人的には委員会に入っているのだから、負担低減ということは考えなくてよいように思った。やらない人はやらなくて良いし、出来る人はやればよいし、どっかに相乗りして成果が出せそうなら、そういうことをすればよいし。それぞれ、それなりの思い入れというか、こういうことでやってみたいというのがあるはずなので、それを引き出せれば良いと思う。
30 東京。兼松先生と資源循環関連の打ち合わせ。
GIS高いねえ。完璧なデータはないので、なかなかそこで頭がいる。個人的には実験データを自分で作れる材料分野の方が向いているな、と思った。
Spring8に行く予定だったがキャンセル。新しい秘書の方と会う。ちょうど引越と重なる面倒くさい時期になってしまったが、是非、いろいろ頑張っていただきたい。
・書類書き、黄表紙の校正、JCIの文章の英語概略を書くのを忘れていたので、その作成、実験データの整理・評価、学生の進捗状況の確認、実験室内にある正体不明の薬品の調査、材料サンプルの出荷。出張の領収書探し(哀しい)。
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